「正しく考え、正しく行動する」

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こんにちは、長谷川です。

渡部社長からはときおり、哲学的なメールが流れてきます。

「正しく考えるとは、行動を起こす前に、その行動が正しい意図と動機に基づいているかをかならず確かめるということだ。」

ipadで写真に撮られた社長ノートのメモが、社内メールで流れてきます。

 

「正しく考え、正しく行動する」

このことは、家具と家の相談にのるために、必要不可欠な考えです。

 

そもそもの家具や家の価値を正しく考えるためには、物質として家具や家をとらえるのではなく、幸せな人生を送ることのできる家具や家について考えなくてはいけません。そもそも幸せとはなにか、人間はどのように生きるべきか。家具と家について考えるためには、常にそのようなことに向き合っていく必要があります。

 

前述の日々送られてくるメールは、社長が会社経営と人間の幸せという狭間で考え続けている思考のエッセンスや、影響をうけた言葉達です。

私たちもお客様も関わる人が幸せになるような、未来につながる仕事がしたいとの思いから、ラビーダという社名は決まりました。経済至上主義的な企業ではなく、社会的な活動に重きを置いた企業を目指しています。

 

最近社長が特に影響をうけた書籍が「ダライ・ラマのビジネス入門」。

会社を経営していく上で、常に決断を迫られる立場にある社長は、「正しい決断」ということをいつも考えているそうです。

会社として正しい決定、関わる全ての人が幸せになるための決定をするにはどうすればいいのか、そんな疑問に対してダライ・ラマは「正しい考え」「正しい理解」を持つ事が大切だと解説しています。

 

社長が影響を受けたという、ダライ・ラマの言葉を少し紹介させていただきたいと思います。

 

 

ー「正しく考えるとは、行動を起こす前にその行動が正しい意図と動機に基づいているかを必ず確かめるということだ。正しい意図とは、その行動があなた自身とその行動により影響を受けるすべての人々にとって有益になるということ。つまり自分と他人の幸せとともに考慮すること。これは個人にも組織にもあてはまる。」

 

ー「正しい意図をもつことは、仏教でいう〈正しい理解〉の最初の段落である。その次の段階が現実の三つのあり方に気付くことだ。すなわち永遠不変のものは存在せず(無常)、そのものだけで独立した存在なく(無我)、原因がなくて存在するものはない(縁起)。当たり前のことに思われるかもしれないが、人は物事を決定する際にこういったことを忘れがちだ。」

 

ー「結局のところ、人はしあわせを求めているのです。しあわせは、物質的な願望を満たすことでは得られません。しあわせの根源は、私たちが何を欲しがり何を手に入れるかということではなく、まったく別のところ、すなわち心の充足にあるのです。

友情や善い人間関係がなければ、人は本当の意味でしあわせになることはできません。そして、善い人間関係は一方通行ではありません。自分の欲望を満たすことだけを考えていては、他人とのポジティブな関係を築くことはできないのです。」

(「ダライ・ラマのビジネス入門」本文より抜粋)

 

 

仕事をしている時間は、私たちの日常の大部分を占めています。どのような考えで仕事をするか、その心持ちは自分の人生にも、自分の周りの方々の人生にも大きく影響を及ぼします。

より豊かな人生にするために、自分以外の方々の幸せを考え、すべての方に幸せが訪れる一助になるような仕事を目指していこうと思います。そのためにも、私たちそれぞれが正しい考えをもち、正しく行動していきたいものですね。

 

 

長谷川