家具と家を決める前に。

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家具や住宅というものは、生活を決める大きな買い物です。

「どのような住まいを選ぶのか」によって、その後の人生は大きく左右されてしまうことでしょう。人生を決める大きな選択する前に、私は、一度でいいので「本物の家具」や「本物の住宅」について、考える時間を持ってもらいたいと常々思っております。

 

「本物の家具」とは、100年後にヴィンテージになる家具のことです。

使うごとに味わいが増し、環境にも優しい「自然素材」。

使いやすく健康にも良い「人に寄り添うデザイン」。

素材とデザインをつなげ、形を作る「手仕事」。

100年間、使い続けてもらうためには、素材もデザインも本物であり、丁寧に作られていることが必要なのです。

 

住宅も同様に、大事に手を入れていくことで「古民家」として価値が出る家に育っていきます。「本物の住宅」は資産価値が下がりません。それどころか、年月が経つにつれ味わいが増し、多くの人が憧れる家へと変化していきます。

 

大量生産品の溢れるこの時代では、なかなか本物の良さに触れる機会が少ないかもしれません。

しかし、本物の家具と家には、家族を幸せにする大きな力があります。

 

自然、人、未来にとって優しい、家具と家こそ本物です。

本物の空間で暮らすことが、たくさんの人の情緒と健康を育み、人を幸せに導いてくれるということを、多くの方に気づいて欲しいと思います。

 

 

渡部信一郎