【新築】福島市W様邸の断熱施工

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先日上棟の様子をお伝えした福島市のW様邸。上棟以降の現場の様子をレポートいたします。

 

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外壁は耐力面材のモイスの施工が終わり、タイベックという透湿防水シートで覆われています。透湿防水シートは、水は通しませんが、湿気(水蒸気) を通す性質があり、壁内の湿気を屋外に出し、壁内の結露を防ぐ効果があります。

 

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現場内は整理整頓が行き届き、いつでも気持ちよく作業できる環境が整っています。

 

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サッシの施工も終わり、屋内では冷たい風をしのげるようになりました。

 

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現場内はこれから天井や壁に入れていく断熱材が山のように積まれています。

 

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断熱材は施工性・断熱性能・撥水性の観点から、高性能グラスウールのマグスーパーイエローを採用しています。

 

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W様邸の天井断熱は105mm厚の断熱材を三層重ねた315mm。屋根面は夏場の温度上昇が激しく、冬は熱の逃げ道になりやすいので、壁よりも多めに断熱材を入れる必要があります。

 

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桟を組み断熱材を隙間なく敷き詰めています。

 

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三層敷き詰めた後に気密シートを貼り、天井面の断熱気密施工は完了です。

 

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断熱・気密施工は、たくさんの小さな工夫の積み重ねで成り立っています。一つ一つの作業に意味があり、一つとしておろそかにすることができません。あたたかく心地の良い家を目指して、手間暇をかけながら、丁寧に施工していきたいと思います。