仏壇の納品:A様邸

2月もあっという間に、あと1週間ほどですね。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。2月は1年の中で最も短い月であるせいか、気づけばもう後半戦でしたね。最近は風の強い日が多く、気温以上にこの風が堪えます。皆様も朝の通勤時間や夜の帰宅時間には十分お気をつけくださいませ。

 

さて、先日仏壇の納品へ行ってきました。

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A様邸は最近新築されたお住まいです。その和室の一角にあるスペースに仏壇を誂えました。

 

今回のお仏壇の特徴は、通常の仏壇より高いサイズ感のものです。

これは身長の高い旦那様からのご要望は、神様を見下さないような高さと安心感のある素材感でした。そのご要望から目線の高さに上げたサイズと素材には床材と同じく楢材を使うことになりました。

 

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お仏壇が収納されるスペースは、事前に現調採寸をさせていただきピッタリと収まるようにミリ単位で製作しております。

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まずは下段の収納部から納めます。実はこの瞬間が一番緊張します。毎回きちんと採寸はしますが、やはり万が一のことを考え修正できるように準備も怠りません。

今回も特に修正もせずにピッタリと収まりました。隙間はほぼゼロといってもいい精度です。

 

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上段も取り付けし、無事に設置完了いたしました。

 

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上段は折れ戸になっており、壁を傷つけることなく開閉することができます。

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仏壇本体は楢突き板仕様。引き手には油分が多く、色の濃いチーク材を使用しております。摘みやすいように下部に手掛かりもつけてます。

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そして下部の収納の棚板を支える棚ダボには真鍮の磨き仕上げのものを使っています。

真鍮は新品の状態では金色の光沢を放っていますが、経年変化で味わいのある色味に変化していきます。このような些細な部分にもこだわっているのが見受けられます。

 

 

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A様 今回はご依頼いただき誠にありがとうございました。

 

 

ここ数年、ラビーダでは仏壇のご依頼が増えております。お仏壇といってもたくさんの種類がありますが、今の住宅とは相性が悪い煌びやかすぎるものが多いのが現状です。リビングやダイニングなどにおいても空間を邪魔しないシンプルな仏壇は以外と少ないものです。ラビーダでは今まで扱ったデンマークのヴィンテージ家具やオーダメイドの家具の知識から、それどれのお客様にピッタリと合うお仏壇を相談・ご提案させていただきます。まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

過去の仏壇の事例もございますので、ご参考に観覧くださいませ。

 

 

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