ラ・ビーダとの出会いは、10年ほど前になります。設備設計やシステム家具メーカーを経て独立していた当時、お客様の依頼で、無垢材を使った造作物を造る会社を探していました。いまもそうですが、「木の家具」とうたっていても、木材を無垢のまま使う店はほぼありません。狂いが少なく価格も抑えられるため、枠組みに化粧板を張った「フラッシュ構造」と呼ばれるものがほとんどなんですね。そのなかで、オール無垢材にこだわるラ・ビーダを知り、製作を依頼したのがはじまり。その後、幾度か付き合いを重ねているうち、入社することになりました。
私の仕事は、図面と実際の空間のおさまりを施主様と詰め、施工現場やメーカーにフィードバックするといった橋渡し役ですね。契約直後からお引渡し、メンテナンスまで関わるため、ちょっとした不具合やご要望などのお声掛けは、ほぼ毎日お受けします。お客様が不安を感じることがないよう、とことん耳を傾け、できる限りの手当てをするよう心がけています。この手当て、手数の多さ、細やかさがラ・ビータらしいところだと思っています!