先週の出来事を今更ながら書かせて頂きますが、福井県の大野市に社長、岡田さん、新沼さんの住宅チームで行ってきました。
嬉しい事に!住宅の依頼を頂きまして、岩手の時もそうでしたが、やはりその土地の「風土」を知った上で打合せに入るよう、事前に町を三人で散策です。
新潟市、福井市、金沢市等、北陸を代表する都市は色々ありますが、どこも本当にすてきですよね。
郡山の友人に聞くと、意外や意外、新潟市にも行った事もないと言う事をよく聞きます。
文化度も非常に高く、人情味もあり、小さい店舗が軒を連ねている、つまり商店街が力を持っている町が多くて、何より、配慮を感じる町並で、自分勝手な建造物が少なく、見習うべき町づくりの在り方がそこにはあります。
皆さんもお時間あれば是非北陸も行ってみてください!
さて、この写真の右手前の建物は古いものに見えますが、実は奥のRC(鉄筋コンクリート)の建物の方が古いんです。
↓
そして、そのRCの向こう側には福井城が見えるはずなのですね。
昔は見えてたはずなのになー。ということで、新しく建てる物件に関しては階層と屋根の勾配を整え、結果的にゆるやかに景観の統一を促し、通りの圧迫感を取り除き、歩くのが心地よい町を目指しているのでしょう。
金沢市の武家屋敷街は昔の情景をそのまま残していますが、非常にうつくしいですよね。
↓
大野市も現状既に越前瓦屋根が多く、美意識高く、景観に配慮し、つまりは人々がお互いの距離感を大切にし、うつくしく生きている町だったようです
町がどうやって魅力を持って行くか、それはやはり地域の力だと思います。
「通り」、車道ではなく、人通りが増えて、場所から場所、店から店、人から人へと物や情報が伝わっていくような町づくりが大切…横の繋がりが町を育てて行くんですね。
Tweet
|
|