ラビーダの住宅事業の大きな特徴は、家具と家がひとつに調和するよう、住まい方から考えた設計に重きを置いていることです。
さらに最近では、施工においても多くの専門の職人が協力していただけるようになり、設計だけではなく、工務店としても機能しはじめ実績を重ねることができました。
福島県にはまだまだ多くの、高い技術力によって伝統的な技法の施工ができる職人がいます。
ラビーダがお願いしている職人をまとめてみました。
◉無垢の構造材を手刻みで仕上げるエスツーホームさん。(福島県喜多方市)
住宅の構造材は、プレカットと呼ばれる、工場での加工が主流となっています。しかし、本当に良い木材の良い部分を、適材適所に使用するためには、棟梁の目利き腕利きが必要と言われています。プレカットが主流になることで、目と腕が必用な手刻みのできる棟梁が減ってしまいました。良い家を建てるために絶対に必要な職人は、腕の良い大工です。信頼の出来る大工さんに家を建ててもらうことで、いずれ必用になる家のメンテナンスも安心です。
◉美しい基礎を作る、渡部工業さん。(福島県西白河郡)
家は、コンクリートでつくる基礎によって支えられています。どんなに良い家も、支える基礎がおろそかだと、不安定なものとなってしまいます。基礎のしっかりしない家のことを、「台無し」というということを教えてくれた渡部工業さんは、正確で美しい基礎を、確実に作ってくれる縁の下の力持ちです。
◉特注の建具も難なく作る、西條木工所さん(福島県郡山市)
お客様にあわせて、特注で設計する建具を、豊富な経験と知識によって美しい建具に仕上げてくれます。既製品の建具が増え、一から建具を制作できる職人が減りつつある今、希有な職人さんです。
◉最新の技術と伝統工法。美しい屋根を仕上げる佐藤板金店さん(福島県田村郡)
無垢材の野地板(下地材)に、ハイテク素材のタイベック透湿防水シート。そしてガルバリウムやディプロマットという風雨につよい屋根材で仕上げることのできる佐藤板金店さんは、ヨーロッパで行われている最新の住宅施工の研修にも積極的に参加している、非常に研究熱心な職人さんです。
「唐草」などの伝統工法にも長けています。
◉内壁だけでなく外壁もできる左官職人、光屋さん(宮城県仙台市)と島田左官さん(栃木県宇都宮市)
漆喰は、高級で使いにくい壁材と思われがちですが、そんなことはありません。腕の良い左官職人がいれば、普通に使うことのできる素材です。漆喰の調湿効果や光の反射は、快適な住環境を作ります。
◉薪ストーブの施工もメンテナンスも。信頼できるフランクリンストーブさん(福島県田村郡)
火のある暮らしは、とても充実した冬の暮らしを約束してくれます。家の中で火を安心して燃やすためにも、信頼のできる職人による施工とメンテナンスは欠かせません。フランクリンストーブさんは、一年を通してどんなことでも相談できる、薪ストーブのスペシャリストです。
◉伝統的な手すき和紙で、障子紙を製作する紙漉き職人、工房あせりなの西森さん。(福島県田村郡)
30年はもつという、非常に丈夫な西森さんの和紙は、障子紙にピッタリ。空気層を多くもつ和紙は、断熱性能にも優れ、快適な空間を作ります。
◉日本に二人しかいない、藁床手縫いの畳をつくる、今川畳店の今川一芳さん。(福島県郡山市)
☞畳職人の今川一芳さん紹介①
国宝の寺社仏閣の畳から、一般住宅の畳まで、豊富な経験で日本の伝統的な畳を後世に伝える名工の今川さん。その畳は、どんな畳よりもオーガニックで、信じられない程に気持ちよすぎる畳です。是非一度、ご体感下さい。
◉ラビーダオリジナルのドアレバーハンドルの製作を協力していただいているALLOYさんと東日本金属㈱さん。(東京都台東区と墨田区)
真鍮だけでなく、金属全般のプロダクトデザインを得意としているALLOYの山崎さんと、ラビーダオリジナルのドアレバーハンドルを開発しました。東京下町で大正7年から続く、老舗の鋳込み工場での製作現場の迫力は必見です。
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