環境負荷を極力少なく、つまりはエネルギーロスの少ない仕組みを作って行く事が、これから、というよりも今まさに”しなくてはいけない”事なのだと常々考えていますが、その方法として必須なのは、車の燃費と同じく、ランニングする上で経済的、環境的に負荷を減らす事なのですね。
今までは工業立国という事もあり、住宅性能よりも、設備に対しての注目度が高く、エアコン、ファンヒーター、灯油・ガスストーブ、が選択肢の中心でした。
が、家の中、部屋の中で、温度の高低差を生み出すこのような機器類は、その温度差によりドラフト(対流)を同時に生み出し、設定温度をいくら上げても、温かみを感じなく足下が冷えるという事がほとんどのご家庭で起こっている状況だと思います。
寒さ、暑さに我慢しながらも、冷暖房をめいいっぱい使ってそれぞれの季節のピークをなんとかやり過ごすという事になっていませんでしょうか。
解決策は明快で、断熱性、気密性、空調効率を上げるという事が何よりなのです。
昨今言われている「Q値」でも評価できる事でもありますが、やはり体感値という事を重要視すべきなのは明らかです。
無論、施工精度が結果を左右する事でもあるので、現場監督、大工さんの力量と理解度、そして経験値が大切ですね。
さて、そんなこれからのスタンダードになりうる家が福島県いわき市に誕生しました。
上記の住宅燃費も魅力的な事なのですが、今回はそれプラス、施主様の要望が家具に対して細やかな事もあり、マニアックな納まりが多数見られる住宅となりました。
H様、思出に残る出来事も多々ありましたね!
嬉しい言葉も頂き、つい感激してしまいました。
竣工時の笑顔が何より嬉しいです。
本当に、ありがとうございます。
さて、Hさんのご好意で三月に見学会を催す事となりました。
日時含め人数制限もございますので、早めにお知らせできればと思います。
三月上旬にはお手元に案内状も届くと思いますので、楽しみにお待ちくださいませ。
神谷
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