こんにちは長谷川です。
本宮のS様邸のお庭が完成しました!
S様のお宅のシンボルツリーはカツラとモミジです。
カツラです。
カツラは最大で30mほどの大木になる木で秋には黄色に紅葉する落葉樹です。
剪定がしやすく、ひこばえが生えやすいことが特徴です。
郡山の湖南町には樹齢350年になる国の天然記念物、赤津のカツラが生えています。
ヤマモミジです。秋(10〜12月)には黄褐色から紅色に紅葉します。
最大で樹高15m、太さ80cmほどまで成長します。
左から、ハナミズキ、ツゲ、モミジの奥はモチノキとシャラです。
4月から5月にかけて白色や薄いピンクの花を咲かせます。
ハナミズキは1912年に日本がアメリカへソメイヨシノを送った返礼に送られて来た歴史ある木。
一青窈さんの代表曲ハナミズキは9.11後、アメリカへ向けて歌った歌だそうです。
ツゲは常緑の低木。3月から4月にかけて淡く黄色の小さな花を咲かせます。
成長すると将棋の駒などの工芸品につかわれる綺麗な木褐色の材になります。
モチノキは常緑の高木。晩秋に赤い果実を実らせます。
樹皮からトリモチを作ることができます。
熊野系の神社ではご神木として神社に植えられることもある木です。
シャラは別名ナツツバキもしくはサルスベリ。樹高は10mほどに成長します。
6〜7月に白く大きな花を咲かせます。朝に開花し夕方に落花する一日花です。
左の薪小屋の側に植えられたのはソヨゴです。
ソヨゴは常緑の小高木。
風に吹かれたときに葉がこすれる音が特徴的なことが名前の由来と言われています。
花は5〜6月頃に開花し、その後赤い実をつけます。
手前の大きな木はコニファーとシャラ。
コニファーは外来の常緑針葉樹です。
家の裏側、薪小屋の隣にはシラカシの木。常緑の高木です。
材が白いことから名前がつきましたが、樹皮は黒いため、クロカシと呼ばれることも。
10月頃に実をつけます。
家の東側には大きなエゴノキ。最大で10mほどに成長します。
果実のえぐみが強いことが名前の由来になったと言われています。
5月頃に小さな白い花を咲かせます。
エゴの木の側には小さな梅の木が二本植えられました。
白い花が咲く会津の高田梅と赤い花が咲く鶯宿梅です。
生け垣はイヌツゲです。
ツゲという名前はつきますが、ツゲ科ではなくモチノキ科でツゲとはまったくの別種です。
薪棚の裏の道路側にはハツユキカズラが植えられました。
テイカカヅラの別名を持っています。
6月頃に白から淡い黄色の花を咲かせます。
つる性の植物なので成長するにつれコンクリートを美しく緑で覆っていきます。
玄関へのアプローチの周りには芝が植えられました。
庭は住む人とともに成長し、変化していくもの。
また、綺麗に手入れをされた庭はその地域に暮らす方々に安らぎを与える存在となります。
S様のお宅が、時間が経ちどのように成長されていくのか、とても楽しみに思います。
長谷川
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