現場:いわき-N様邸

いわき市で新築物件。
その地鎮祭は3月11日。まさにその日に震災に遭われました。
 

 
今でも津波の爪痕が痛々しく残る場所が多く、都内と変わらない程少ないとはいえ放射能の心配が無いわけではない「この地で生きて行く」覚悟を決められたとお聞きしたのは震災から約一か月後の事。
私たちLaVidaもスタッフ含め、全員リスクを感じながらも、この地で出来る事、すべき事全てを投げ打って愛する福島県を離れる訳には行きませんでした。
もちろん退避される方々を批難するつもりはなく、まさに「未曾有」。この先は各個人の判断でしかありません。
放射線の専門家達でさえも、この先どうなるかなど誰も分からない事ですから。
それでもここに住む!と決めるという事は、やはり生まれ育った土地であり、関わってきた人々がいるから。不思議な力という物はあるものです。
 
大工さん、監督さん、「風が通るし、ここは最高に涼しいです!気持ちいいですよ!」うん。確かに。いわきは風が冷えていて日陰に入れば涼しい。。
 

 
床張りも終え、下地材等もほぼ完了。
これから造作、仕上げ、ですね。
人様の住まいですが、早くみんなに観て頂きたいです。
 
竣工まであと1か月。とあと少し。というとこですね。