いわきA様邸、完成！
こんにちは、長谷川です。
いわき湯本のA様邸のリノベーション、無事完成しました！
和室二間を一つの空間にし、LDKを作る今回のプラン。いかがでしょうか？
フローリングはヒノキ無垢、畳は本床（ほんどこ：い草と藁だけで作られた畳）、壁は漆喰の左官仕上げです。
ダイニングテーブルとキッチンは、適度な距離感にあり、座っている人と調理している人が自然に会話できるように設計されています。
キッチンのすぐ横には、大容量の食器棚。もともとは床の間だった空間を有効活用しました。
キッチンとリビングダイニングを隔てる棚の上部をあけることで、部屋全体がおおきな一つの空間に感じられるように意図しています。
施主のA様にも好評の「キッチンの抜け感」を作ることが出来ました。
既存の本棚は、二つにセパレートし、空間の壁に配置しました。
畳を囲むようにフローリングを敷いたことで、本棚や椅子の生活と畳が同一空間に共存しました。
リノベーションされた空間にあわせて、テーブルや椅子だけでなく、カーテンや照明もコーディネートさせていただいています。
窓の外には、A様たってのご希望の、電動シャッターを付けさせていただきました。
ブラインドシャッターとなっているため、調光が可能です。
北ヨーロッパではほとんどの住宅に取り付けられている外付けの電動シャッター。
断熱の意味からも、もっと日本で普及すると快適な家が増えるのではないかと思います。
ウッドデッキも新たに製作しました。床のヒノキの無垢フローリングとあわせて、ウッドデッキもヒノキで作りました。ベンチはA様がもともと持っていた物です。
木製のキッチンも、工夫して製作しました。
タモの無垢材を使用したこのキッチンは、ベースはクリナップの既製品のキッチン収納です。
天板や扉をタモ材で製作することで、コストを抑えて使い勝手の良い木製キッチンが実現しました。
先日の週末には、完成お披露目会も開催させていただきました。
本当にたくさんのお客様に足をお運びいただけました。
ありがとうございます。
今回のA様のご要望は、「庭を見ながら料理ができるキッチンと、足つぼマッサージ教室をするための畳、電動シャッター」を実現する空間。そこに、ラビーダならではの「家具と家が一体となった空間、自然素材の床と壁、断熱性能の向上」を付け足して、提案させていただきました。
自然素材は使う年月ごとに味わいが増し、経年変化が楽しめる＝暮らしが楽しくなります。
この度のリフォームによって、A様の暮らしがより豊かで楽しいものとなるよう考え、仕事をさせていただきました。
A様、この度は貴重な機会を与えていただき、本当にありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
長谷川
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