
中古マンションの一室を購入されたT様。
心地良い自然素材の空間になるようラビーダに改装工事を依頼していただきました。

ご相談内容の中心は、床を無垢のフローリングにできないか、ということでした。
現状のカーペットを変更したいとのご要望です。

クッション性に優れたカーペットは、マンションなどでは防音・吸音を目的に床材に使用されるケースが多くあります。

T様の購入されたマンションも、近隣への音の配慮を考えられてカーペットの床になっているとのことでした。

無垢の床材はカーペットと比較すると「堅く、音の響く素材」です。
マンションの管理会社からも、当初は許可を出しにくい工事内容と言われてしまいました。

そこで諦めることなく、今回、フローリング材の下に敷く「クッション性に優れた下地材」を施工することにより、マンション規則をクリアする遮音性を確保しました。
床だけでなく、造作家具も幾つか製作し、木のぬくもり溢れる空間にする予定です。

ビンテージマンションに空室が増え始めたと言われている昨今です。
そういった不動産資源を巧みに活用し、「理想の暮らしを作る」ようなケースが増えていってほしいと思います。
どうぞ後編をご期待ください。
長谷川
| Tweet
|
|
|