福島市、S様邸の新築工事レポートです。
渡部工業さんの基礎工事が完了しました。丁寧に仕上げてくださいました。
基礎工事が終わると同時に、「基礎完了検査」を行います。
基礎の立ち上がりの高さが、設計通りに施工できているか、細かく計測していきます。基礎の施工はミリ単位の精度が求められます。
完了検査終了とともに、現場へは木材が搬入されました。すべて棟梁が手で刻んだ材料です。材料は濡れることないよう丁寧に養生して現場で保管されます。
基礎の上にまずは土台が施工されました。
土台も濡れることのないよう、丁寧に養生します。
基礎の外周には防蟻仕様の断熱材が施工されています。断熱材は紫外線に弱いため、表面は左官で先に仕上げられています。
現場は毎日仕事が終わると、丁寧に全体を養生します。
施工途中の現場を濡らさないことは、完成後の住宅の品質保障になります。
養生シートの下でも作業はあります。
木材は吸湿と放湿を環境に合わせて行う材料です。そのため住宅に用いると室内の湿度を調湿してくれる優れた建材です。
その反面、濡れたままにしてしまうことで、カビや腐食が発生することもあります。
建築途中で現場を雨から守ることは、完成後の結露やカビ防止につながります。
できる限り濡らさぬ努力をすることで、将来の快適さを作っていきたいと思います。
長谷川
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