快晴の心地よい天候に恵まれ、八幡平市のS様邸が無事上棟しました。
こちらのS様邸は、実際の施工にあたるウチノ建設さんのご提案から、屋根にパネル工法を採用しています。今回は屋根パネル工事が行われる上棟二日目の様子を詳しめにお伝えいたします。
初日は駆け足で、一階二階の柱・梁を全て組み終え、養生までしっかりとしてあります。
養生を剥がすと、連続する平均台のような構造体が現れました。
岩手山から吹く気持ちの良い風の中、二日目の工程が始まりました。
クレーンで吊り上げているのは幅約2.4m, 長さ約4.8mの屋根パネルです。事前に工場で大工さんによって作られ、断熱材、気密シート、屋根の下地合板が一体になっています。大きな片流れの屋根を12枚のパネルに分割し、それぞれを連結していきます。
空飛ぶ屋根は圧巻です。
わずかなずれが大きな誤差につながるので、大工さん全員で力を合わせ、一枚目は特に慎重にセットしています。
パネルを金物で梁に固定し、ジョイント部分にウレタンフォーム(断熱材)を吹き付けています。
2枚目の屋根。
5枚目の屋根。1枚目のセット以降は淡々と流れ作業のように進んでいきます。
断熱層のある屋根部分が完了。残すところは車庫の部分の屋根パネルです。
この段階で内部はこのようになっています。屋根の断熱施工・気密施工の9割が上棟二日目にして終わってしまうという驚異的なスピードです。
車庫の屋根パネルの固定が終わると、各パネルのジョイント部分を処理していきます。
薪ストーブの煙突も先行製作。クレーンで吊り上げて。。
スポン。あとは断熱・気密処理をすれば煙突も8割型終わりです。
素晴らしい段取りとチームワークで、無事上棟できました。
S様、この度は上棟おめでとうございます。
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