先日納品にいってきました。
場所は緑豊かで閑静な住宅街。東京都南麻布。
東京に新居を構えるにあたって家具を納品させていただきました。
そして、今回は特に間取りには注意をして家具を選択しました。
長さ240cmのチークのLテーブル。
Arne Vodderの蛇腹のサイドボード。
Wegnerのイージーチェアなどなど。
実際の空間をラビーダに1/1スケールで再現しつつ家具を配置。
様々な配置パターンを試しながら、1つ1つの家具を決めていきました.
アームチェアがテーブル下に収まるように脚を5mmカットしたり、サイドボードの中央に支えの脚を新たに作ったり。細かなディテールまでこだわりました。
そして、いざ納品。
今回一番の気になる点は240cmのLテーブルが入るかどうか。
脚を外し、天板と分けます。これで通常の大きさのものは、ほとんどの場所には入ってしまうのですが相手は240cmの特別なLテーブル。なかなか難しいと思われるので搬入方法も入念にシュミレーションをし、非常階段をなんとかギリギリ通り、玄関を抜けて男性スタッフ三人でようやく部屋に無事収めることができました。
テーブルは送り蟻仕様。玄翁で脚を左右均等に少しずつ叩いていき、天板に固定していきます。なかなか見る事の無い光景ですが、これこそ職人さんの技術の真髄です。完成品に組み上がってしまうとなかなかその技術を感じにくいのですが、このようなを内部の構造を実際に見ると、職人さんの技術力とラビーダの想いがより明確に分かっていただけるんです。
家具も予定通りに無事に収まり、とてもいい空間に。
これからどんな生活をされていかれるのか楽しみです。
Y様ありがとうございました。
saku
Tweet
|
|