やわらかい、鹿の革です。
素材にとことんこだわるLaVidaの新しい試み、鹿の革プロジェクト。軽く丈夫で柔らかい、人肌に最も近いといわれる鹿の革。これを家具の張り地に利用できる可能性を探っていきます。
革の仕上げ方法を検討してから、LaVidaのAチェア、秋田木工の剣持スツール、あつらえのハンティングチェアを試験的に製作予定です。
今回鹿革を提供してくださったのが、山梨県の狩猟家、野澤岳人さん。
山梨県で鹿は、伝統工芸「甲州印伝」の素材として価値を見出されている一方で、近年の異常繁殖による農作物や生態系への被害の深刻化にともない、駆除の対象にもなっているのが現状です。
鹿革のものづくり、鹿革の製品を使う方々、狩猟をなりわいとする方々、そして森の循環。すべてにとって良い影響をもたらせるプロジェクトを目指していければと思います。
三崎
Tweet
|
|