一昨日のことですが、社長とデンマークまで買い付けに行くほど、社長に負けず劣らずビンテージ家具がお好きな、かれこれ15年来のお付き合いのお客様のお宅に、コレクション一通りを納品に行って参りました。
数回に分けての納品になりましたが、並べてみるとさらに圧巻です。
コロニアル、No.45、No.53、W2、3171、Lテーブル‥‥
羨ましいかぎりですが、このお客様が以前仰っていたことですが、こういった家具の歴史的に価値があり、残っていくべきすばらしい家具達は、よく「本物」と称されまして、僕たちも含めて後世の人にとって一つの判断基準になりえるのです。
だからこの先、普通に使いながらも修繕のタイミングがきたら直すという、あたりまえの事をし続けて行き、然るべきタイミングが来たら、再び誰かの手に委ねられていくのだと。
つまり、明らかに人間より長生きするこの椅子達は対価を支払い、この時代に自分が”一時期借りている”ということ。だと‥‥
家具のデザインをしながら、販売もするプロの立場として、心の奥底に響き渡りました。
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