納品:郡山市

昨日は郡山市内、W様邸に誂え家具の本棚を納品に行って参りました!
 

 
タモ柾目を使い、天板・側板・方立・棚板・背板も全て無垢材で制作しております。
やはり無垢の材料は価値がある。というか、風合いが良いのはもちろんなのですが、長く使う事を考えても丈夫。汚れや傷が付いてもメンテナンスが簡単。
簡素な造りなのですが、棚割りも見所で、幅が狭くブックエンドを必要としません。
 
近頃、誂え家具のオーダーが非常に多く、中でも箱物(収納家具)は部屋に合ったサイズや雰囲気の物が見つからないとの声を良く聞きます。
 
そもそもの話。
「誂える(あつらえる)」というのは、ご注文品という意味ではありますが、字が表す様、「挑=誂」。つまり挑むという事でもあります。
私たちの場合は、お客さまの考えを更に「より良くする」事を大切にしております。
無垢材を使うべき場所、突き板を使うべき場所、長く使う上での配慮、生活環境変化の有無、そして予算‥‥
そのお客様の全てに叶うかどうか、勿論判断はお客様ですが、作り手として、それに「誂む」姿勢を大切にしていきたいと思います。
 
今回納品させて頂いたW様も、お持ちの書籍の収納場所が無く、かといって既製品のオープンシェルフは探してもなかなか使いたいものが無い。とご注文を頂いた訳ですが、皆様も住まいの収納に関して、家具が解決できる事も多いので、是非ご相談ください。