白壁にチーク材のヘリンボーン貼りの床が心地よい、埼玉県O様の新築住宅に、造作家具を収めさせていただきました。
今回のご依頼はキッチン背面の収納、キッチンの脇のスペースの書棚でした。
O様がLaVidaに相談にいらっしゃったのは昨年の8月のこと。最初のカウンセリングから納品までの約半年間、主にメールでのやり取りで徐々に計画を具体化していきました。
2階がリビングの住宅で、細心の注意を払いながら家具を搬入、取付けします。
手前がキッチン背面の造作収納。奥が書棚です。
ナラの突板を基調に、手がけなど触れる部分にチーク材を使っています。
キッチン背面のカウンター。
お米と炊飯器が入る棚は、引き出すことができます。
可動棚になっているので、上下の調整も可能になっています。
引き出しの中箱はヒノキの無垢材。レールは箱の下側に取り付けるタイプのもので、中箱が綺麗にすっきり見えます。
こちらはゴミ箱の収納スペース。
吊り戸棚の下にある小さな棚はコップ収納。よく見ると背板の木目が上下でつながっています。
職人さんのはからいによるもので、図面にはのっていません。言われるまで気づかないような細やかな配慮に、LaVidaの仕事は支えられています。
床材とも美しく調和しています。
北欧家具に関心の高いO様は、最初のカウンセリングの段階で新築住宅でも使用予定の家具をいくつか教えてくださりました。その中の一つがルイスポールセンのPH5。こちらは今では珍しい旧タイプです。永く大事に使ってきた家具や照明が、新築の住宅でも使い繋がれていく。素晴らしいことだと思います。
こちらはO様が新築住宅用に購入されたジョージ・ネルソンのSaucer Lamp。ラージサイズで直径が89cmもありますが、天井の高い吹き抜けにぴったりです。
お手持ちの椅子の張替えもさせていただきました。
新しい家具も古い家具も、美しく調和された素敵な住宅。これからのお引越しがとても楽しみです。
O様、ありがとうございました。
三崎
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