オランダテーブルの修復

ここ最近は秋晴れの心地よい天気が続いていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。この週末は各地でイベントが行われているようですね。紅葉はまだですが、ドライブがてらお出かけするのも良いのかもしれませんね。

 

さて、先日テーブルの修復をさせていただきました。

 

Before

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今回の依頼品は、オランダのテーブルです。

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約20年ほど前に、お客様が他社家具屋さんでご購入されて大切に使われていたとのことです。しかし、先日のこと誤って薬品を溢してしまい、その部分の塗装が剥がれてしまったとのことでした。お客様ご自身でもかなり頑張って補修したようなのですが、なかなか上手くいかず困ってしまったようです。

そのため、専門の方に修理を依頼しようと考え、電話帳に載っている木工所や塗装屋さんなどに多く問い合わせたらしいのです。しかし、どこも対応してもらえず、電話帳の最後にあったラビーダにお問い合わせくださったとのことです。

 

お問い合わせ当日スタッフのタイミングも合い、ご自宅に家具の現調にお伺い、修理方法をご相談の上ご依頼いただきました。

 

[現状]

○薬剤により2箇所ほど大きな塗装の剥がれ

○その他部分の状態は良好でした。

 

[修理方法]

①ウレタン塗装の剥離(天板・木口面)

②木部のサンディング

③ウレタン着色塗装

 

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ウレタン塗装は強固な塗膜のため、専用の溶剤ではがし取ります。その後、天板のシミが綺麗に取れるまでサンディングします。ナラ材本来の真新しく美しい木肌が出てきました。

通常、着色塗装したものは塗装を剥がし削ってみると、木部は白太や色味がバラバラなものが多いのものです。しかし、今回の天板はナラ材の質も良くこのままオイルフィニッシュにできそうなほど色味が揃っているものでした。

 

そして、元々の家具の色味に合わせて着色し、ウレタン塗装で仕上げました。

 

After

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塗装の剥がれやシミも全く分からなくなりました。

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木口面も綺麗に仕上がっています。

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そして、無事に納品いたしました。修理されたテーブルの状態を見られて、安心されたお客様の表情をみれて、私たちもホッとしました。

 

ラビーダでは通常オイル塗装で家具などを仕上げています。しかし、お客様のお使いの家具やライフスタイルなど全体のバランスを判断し、最適の修理方法をご相談させていただきます。今回はテーブルに合わせ、ダイニングチェアやサイドテーブルも深い色味が多かったので、以前と同様に修理させていただきました。

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M様 今回はご依頼いただきありがとうございました。これからもご趣味の製作を楽しんでくださいね。

 

 

ラビーダでは他社でご購入された家具の修理やメンテナンスも常時承っております。お困りのことがございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

 

 

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