昨年9月に家具を納品させていただいた、会津若松のN様邸。
(詳しくはこちらのブログを ☞ ・N様邸へ納品 )
初めての冬を体感し、窓周りの冷気を防ぎたいとカーテンのご相談を受けました。
中庭に面した大きな掃出しの窓には、カーテンを取り付ける予定はなく、レールがありませんでした。
ラビーダのブログを見て、レディメイドのカーテンをN様は検討されたのですが、よりスッキリと収まるように私たちからワイヤーレールをご提案させていただきました。
(レディメイドのカーテンについて詳しくはこちら ☞ ・新規取扱:クヴァドラ レディメイド )
窓枠の内側にワイヤーを張ります。
通常、カーテンは窓枠の外側に取り付けるのですが、今回は冷気対策。冷たい空気の侵入を少しでも防ぐため、窓枠の内側に取り付けます。
このワイヤー、実はIKEAの製品です。
IKEAや無印良品などを探すと、シンプルで素材感もよく、安価な商品が見つかることがあります。こうした既製品をご提案し、費用を抑えるアドバイスも行なっておりますので、お気軽にお問い合わせください。
(IKEAのカーテンレールについて詳しくはこちら ☞ ・DIGNITET )
ワイヤーには小さなピンチを引っ掛け、カーテン生地をはさんで吊るす、シンプルな方法です。
ピンチの数やバランスなどをきちんと考え、計測して取り付けることで、簡易な方法でも仕上がりが美しく収まります。
無事取り付け完了。
カーテン生地は、ウールとリネンを織り込んだ、素材感の良いものをご提案しました。
100年以上の歴史を持つ、デザインと素材が非常に素晴らしい製品をリリースすることで有名な「フジエテキスタイル」の商品です。
カーテンを透過させた日の光は、柔らかく美しい光へ表情を変化させます。
また、ウール生地は冬は冷気をブロックし、夏は暑い空気をブロックしてくれる優れもの。素材に空気がたっぷり含まれているため、見た目だけでなく性能にも優れています。
ラビーダでは、カーテン生地には自然素材を強くお勧めしています。
自然素材の繊維と、化学的な繊維の大きな違いは「静電気が起きやすいかどうか」。
自然素材のカーテンは、静電気が起きません。
そのため埃を寄せ付けにくく、触り心地も肌に優しく感じられます。
朝晩に必ず触り、1日の始まりと終わりを意識するカーテンの開け閉め。「良い1日」を実感することに、カーテンの素材は大きな影響を及ぼします。(あまり知られていませんが)
ぜひ、多くの方に、ご自宅のカーテンを見直すきっかけになっていただけましたら幸いです。
まずはリビングの、大きな掃出し窓のカーテンから変えてみてはいかがでしょうか。
長谷川
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