【オススメの生地】Christian Fischbacher(クリスチャンフィッシュバッハ、(フィスバ))

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Christian Fischbacher(クリスチャンフィッシュバッハ)の生地は、日本では「フィスバ」の名前で親しまれています。

 

1819年の創業から現在に至るまで、世界中でファンを喜ばせ続けているスイスの老舗ブランドです。日本国内で販売されるようになった、最初のヨーロッパファブリックです。

 

展開が始まった1970年代当時、日本にはほとんど根付いていなかった「ファブリック文化」。その文化の深さに、インテリア業界の関係者は衝撃を受けたと言い伝えられています。

日本に紹介されてから30年。

美しさ、繊細さなどを併せ持つ美しいクリスチャン・フィッシュバッハのテキスタイルは、日本の心をしっかりとつかみました。カーテン、壁紙、ソファや家具、ベッドまわりのリネン、クッションなど、様々な形でクリスチャン・フィッシュバッハのデザインを見ることができます。

 

フィスバの生地の特徴は、繊細な織り、上質な質感、洗いや紫外線に強い耐久性、洗練されたカラー展開や柄など、挙げたらきりがありません。

 

数あるデザインの中から、今日は「オススメのカーテン生地」をお伝えしたいと思います。

 


【ウール100%の生地:LANA(ラナ)

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自然素材の風合いの良いカーテン生地を探すと、数あるカーテンメーカーの商品を探してもなかなか見つからないことが分かるかと思います。

フィスバのLANAは、ウール100%。

細かな織りで柔らかい窓周りを演出してくれます。

暖かな素材という特徴から、北国には大変オススメなカーテン生地です。

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糸の状態で染め上げてから織るため、カラー展開も豊富です。

IMG_0090完全な遮光ではなく、光を柔らかく透過してくれます。


【麻100%の生地:LINO SOFT(リノソフト)

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麻のカーテンは、窓の光に表情を与え、シンプルで豊かな印象を与えてくれます。

自然素材は光の反射が柔らかく広がる印象になるため、居心地の良いカフェなどで麻のカーテンをよく見かけます。

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自然光を透過させることで、カーテンの特徴はよくわかります。

ぜひカーテンを選ぶ際には、窓際で生地サンプルをお試しいただくことをお勧めいたします。

 


【レーヨン55% ポリエステル45%:SOFTIE(ソフティー)

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化繊の生地と侮ってはいけません。

レーヨンは最も古い合成繊維と言われています。植物由来のセルロースを水酸化ナトリウムなどで溶かし、紡糸して作られます。そのため、石油由来の繊維とは異なり、土に還る合成繊維と言われています。

その質感はシルクに似た光沢があり、肌触りが滑らか。染色性がよく静電気が発生しにくいという特徴から、高級繊維として重宝されています。

ポリエステルと合わせることで、耐久性や縮みを防ぐ効果があり、大変によく考えられた生地です。

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化繊とは思えないほど優しい光。

少し涼しげな表情が特徴です。

 


【綿100%の生地:ラグジュアリーサテン

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光沢のある織物を一般的にサテンと呼びます。こちらの生地は綿100%でおられたサテン生地のカーテンです。

朱子織(しゅすおり)や繻子織(しゅすおり)とも言います。

縦糸が表に多く出る織り方のため、光沢が出ます。

艶があり、大人びた印象となるため、ホテルなどエレガントな場所で好んで使われます。

するりとした触り心地が大変にこことよく、ぜひ一度触れていただきたい生地です。

 


【ウール80% ナイロン20%:POLARIS(ポラリス)

IMG_0067 IMG_0070 IMG_0072 IMG_0073 IMG_0103LANAよりも分厚く織り込まれた、ウールの生地です。

ナイロンを混ぜることで収縮を予防し、より暖かなウールのカーテンを実現しました。

ウールをカーテンにする、ということは多くの方にとって新鮮に感じられるようですが、熱を防ぐウール素材は夏も冬も室内を快適に調整してくれる優れた素材でお勧めです。

ウール特有の光の透過は、一度味わってしまうとウール以外のカーテンだと寂しさを感じるほどです。

ドレープ(シワ)が寄ることで、かなりの遮光性も期待することができるため、寝室にお勧めのカーテンです。

 


【麻70% ウール30%の生地:UGOLINO(ウゴリーノ)

IMG_0082 IMG_0083 IMG_0084 IMG_0086これぞフィスバ、と言ってもいいぐらいの美しいレースカーテンです。

計算され尽くした糸の太さ、織りのピッチ、そして素材。耐久性も兼ね備えた、非常にお勧めのファブリックです。

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麻とウールによって、光に豊かな表情をあたえてくれるカーテンです。

無地のレースカーテンが、こんなにも部屋の雰囲気を上質なものに変えてくれるのかと、嬉しい驚きをあたえてくれるカーテンです。

シンプルなものこそ、素材の良さをこだわること。ラビーダが大切に考えていることを、いつもこのカーテンに教えていただいているように思います。

 


カーテン特集、いかがでしたでしょうか?

インテリアファブリックの文化は、日本ではなかなか触れる機会の少ないものかもしれません。

カーテン選びをするタイミングこそ、丁寧な織りの文化に触れる絶好の機会です。

ぜひラビーダに、本物の生地を見にお越しください。

 

 

長谷川