少し前のお話になりますが、県内の新築住宅にバーカウンターを納入させていただきました。
ハウスメーカー様からのご依頼で、住宅のお打ち合わせ段階から参加させていただき、先方のデザイナー様やお施主様のご意向を汲み取り、ラビーダならではのご提案をさせていただきました。
バーカウンターには重厚感のあるチーク材を使用しています。木目が左右対称になるように接ぎ合わせた(通称「ブックマッチ」) 板を、「あられ組」という丈夫でかつ美しい組み方で接合しています。
脚部の様子。ブックマッチの木目は天板から連続しています。
シンプルな形ですが、細かな部分は丁寧に仕上がっています。製作は、キッチンを得意とする早川家具店さん。
グラスを収納する壁面の棚は天井いっぱい。正確な採寸と製作の精度が問われる仕事です。
水栓はシンプルなステンレス製のものを使用しました。
シンクはダブルシンク。カウンターと一体化する水切りもチークで製作しました。
納入時の全体像。照明器具はデンマーク製で納期が間に合わず、仮のものを納入しています。
先日、照明器具を交換にお伺いした際の様子がこちらです。住宅と家具の関係のように、お酒やグラスが加わることで、初めて空間は完成することを実感しました。
照明器具はPORCELIGHT (ポルセライト)。デンマークのErik Magnussen (エリック・マグヌッセン)によるデザインです。磁器製でほのかに光を透過するため、落ち着いた雰囲気で好評でした。
お施主様のS様には、ご提案段階から深いご理解をいただき、LaVidaにできることを最大限に発揮できたように思います。この度は本当にありがとうございました。
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