福島市にて新築が施工されているS様と、ご自宅用の材木を見学するため、木材加工所へ行ってきました。
大変寒い日でしたが、晴れ間が見え隠れし、木材見学には良い日和。
木の伐採も、寒い冬に伐採する方が良いそうです。
冬場、樹木の成長が遅くなる時期に伐採することで、幹の水分量が少なくなり、より狂いにくく丈夫な木材になるそうです。
この冬に伐採されたばかりの木も、たくさん加工所に並んでいました。
S様ご夫婦と、樹皮が付いている丸太から、建築用の木材へと形を変えていく現場をご案内させていただきました。
上の画像の一塊が、S様の自宅を作る構造材です。
杉やヒノキ、松などが、適材適所に使われることで丈夫で長持ちする安心できる家へとなります。
S様ご夫婦にも、これから建てるご自宅の一棟分の木材をご確認いただき、その品質を実際に確かめていただきました。
すべて国産材にこだわった構造材。
八溝の杉やヒノキ、岩手南部の赤松などを自然乾燥させた材料です。
一つ一つの材の厚みや長さに、S様たちも驚かれていました。
今日見学していただいた材料は、明日木材加工場へと運ばれ、棟梁によって手作業で加工されます。
普段の暮らしでは実際に見ることの少ない林業の現場。家づくりに携わるタイミングだからこそ、見ていただきたい風景です。
日本は国土の約7割が森林に覆われた、森林大国です。建材を地産地消することは、運送コストの削減、ひいては二酸化炭素の削減により、豊かな未来を作るより良い循環が生まれます。
地球環境にとっても、どんな材料で家を作るかは大切です。そして何より、住む人にとっても気持ちの良い住まいになります。
木材見学をすることで、よりご自身の暮らす地域の理解につながっていただければ嬉しいです。
ご興味ある方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。
長谷川
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