幸せな国の共通点

2006_フィンユールの家
 
先日LaVida内で話題になった2013年度の世界幸福度レポート(World Happiness Report)。コロンビア大学地球研究所から発表された幸福度の高い国ランキングで、2010年から2012年にかけて世界156カ国を対象として実施されたものだそうです。
 
このレポートによりますと、世界で最も幸福度の高い国はデンマーク。2~5位は順にノルウェー、スイス、オランダ、スウェーデンとなっています。日本は43位、アメリカは17位、イギリスが22位
となっていました。調査の信憑性はさておきTOP5は経験的に腑に落ちる感じがします。また、同レポートでは、幸福度の高い国々について、いくつかの共通点を指摘しています。
 
1. 豊かな国は幸福度も(おおむね)高い。
2. 豊かな国には問題も多い。
3. ヨーロッパの貧困国は幸福度が特に低い。
4. 気候の良さは幸福につながらない。
5. 幸福度の高い国には、自転車先進国が多い。
 
これらの共通点の他に、LaVidaの視点を加えますと、「家具・住宅のクオリティが高い」ことが浮かんできました。特にデンマークは家具ではおなじみのハンス・J・ウェグナー、フィン・ユール、照明ではルイスポールセン等が、優れたプロダクトを展開しています。住宅に関しましては、便利な世の中ですから、Googleなどで “デンマーク 住宅” のキーワードで画像検索をかけるとその様子を伺い知ることができます。
 
社長の渡部は本物の家具を求めてデンマークに渡った時、家具の世界もさることながら、現地の建築・住宅にも感銘を受けたと語ります。その時の、目が覚めるような、人生が変わってしまうような感動を地元郡山で再現したいというのが LaVidaの心です。43位の我々日本人はどうしたら幸せになれるのでしょうか。LaVidaは幸せな国々から学び、日本という文脈の中でLaVidaにしかできないことを実践していきたいと思います。
 
追記 掲載写真は2006年デンマーク視察時のフィンユール邸です。
 
 
三崎