ラビーダのレジの前に置いていた、岩手産の南部栗材。
とうとう満を持してテーブルへと姿を変えることが決まりました!
これからこの6枚の板をどのように木取りして、どのような木目のテーブルにするか打ち合わせを重ねていきます。
中杢の美しい木目。中央に板目、両端に柾目の木目がバランスよく配置される木目はなかなかお目にかかれない材です。
栗材はタンニン含む丈夫な材として有名で、特に南部栗は質と美しさを兼ね備えた最良の栗材です。
日本では栗材は縄文時代から使われていた歴史があり、三内丸山遺跡の大柱が栗材だったことが有名ですね。
そのほか、丈夫なため、家の土台に使われたり、線路の枕木にも使用されています。
床材として使うと、固すぎず柔らかすぎず、ちょうど良い堅さが足になじみます。
水に強く、腐りにく、経年変化が美しい、長く使うものにはもってこいの材です。
今回、この南部栗で製作したテーブルには、会津塗の拭き漆で仕上げることを考えています。
栗材と漆の相性は抜群、今から完成が楽しみです。
長谷川
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