高性能住宅の施工勉強会が開催されました。

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福島市で工事が始まったS様邸が、今までにない住宅性能を達成します。

 

そのため、今まで以上に施工についての知識と理解、そして経験が問われる工事となります。

ラビーダの住宅施工に関わる職人さんたち向けに、正しい施工についての合同勉強会が開催されました。

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講師の先生一人目は、住まい環境プランニングの古川繁宏さん。

高断熱高気密の施工経験に長けた現場監督でもあり、たくさんの施工会社向けの勉強会も開催しています。(詳しくは☞コチラ

 

そもそも高断熱高気密住宅は、「結露を防ぎ、高寿命で健康に良い家を作る」ことが目的であることをわかりやすく解説していただきました。省エネ住宅のためというよりも、内部結露を防ぎカビやダニを家からなくすための方法なのです。

 

断熱性能は、気密が取れていないとプラン通りの性能を発揮できません。

気密を取るためには、より繊細で注意深い施工ができるよう、職人さんに注意していただく必要があります。

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設備のエネルギーコンサルの面からはイーシステム株式会社の代表、横山 直紀さんからご説明いただきました。

 

断熱気密の住宅性能が上がることで、最も熱ロスが大きくなるのは「換気によって窓を開閉すること」になってきます。夏場や冬場は窓を閉め、熱交換式換気システムで新鮮な空気を室内に送ることで、住宅のエネルギー消費を抑えることと快適性能を両立することができます。

その他にもエアコンなどの空調システムを考えることが、いかにこれからの住宅性能を上げることに大切なことか、職人さんたちにも理解していただきました。

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IMG_7665IMG_7666建材メーカーのチャネルオリジナルさんには、現時点で世界最高クラスの性能を販売しているドイツのメーカー、ユニルックスの樹脂サッシの取り付け実演を行っていただきました。

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施工方法について、職人さん皆さんに真剣に聞いていただきました。

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職人さんから活発に質問なども飛び交い、有意義な勉強会となりました。

 

まだまだ施工側も学び成長していくことが求められる「高性能住宅」

日本の住宅が世界最高クラスに近づくためにも、日々精進していきたいと思います。