先日ブログで掲載させていただきましたS様邸のリノベーション。
今回はそのプランに関して少しふれさせていただきます。
(前回までのダイジェストはこちら→http://lavida.co.jp/dwelling/blog/リノベーション/3681/ )
プランについて
S様は棚倉町で歯科をされているのですが、お打ち合わせのときの何気ない対話の中で「無理な抜歯はしない」というようなことをおっしゃっていました。その言葉がとても印象的で、今回のリノベーションの考え方の中核に据えようと考えました。
プランの段階では、細やかなご要望をできるだけ盛り込みながら、改修すべき箇所を吟味し、少ない手数で大きな効果が得られるようなプランを心がけ、そこに普段のLaVidaの素材感を活かした味付けを施しました。
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平面図 (左: Before 右: After)
主なプラン概要
① DK (6帖) と居間 (6帖)を12帖の一間に
家の重心であるダイニングテーブルを配置するときに、Beforeの状態ではゆったりとした空間を確保できません。そこで、LDKとして部屋を大きく取ることを一番重要な課題としました。
Before (DK/居間)
After (LDK)
Before (居間)
After (LDK/書斎)
② 土間にユニットバスを
S様のご要望の中に、「将来的に介護でも使えるように」というものがありました。介護を見据えた場合に0.75坪のお風呂では少し狭いと考え、北の土間に1坪のユニットバスを設置するご提案をさせていただきました。お風呂も洗面脱衣所も広く取ることができ、現状のお風呂の解体コストも抑えることができました。
Before (洗面脱衣)
Before (浴室)
After (洗面脱衣)
③ 玄関の改修
S様のご希望により、玄関まわりも重点的に手を加えさせていただきました。
Before (玄関ポーチ)
After (玄関ポーチ)
After (玄関ポーチ)
Before (内玄関/靴箱)
After (内玄関/靴箱)
全体を通して、素材は、国産ヒノキ、国産タモ、シナ、漆喰、畳を基調に、明るい雰囲気で和風とも洋風ともとれるようにまとめています。
S様、竣工おめでとうございます。本当にありがとうございました。
S様邸プロジェクトチーム
渡部 (トータルマネジメント)
新沼 (設計監修)
三崎 (設計)
片山 (デザイン/現場監理)
長谷川 (撮影・広報)
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