こんにちは、長谷川です。
先日お伝えした、工事の始まったA様邸。
今日は、プランが決まった経緯をお伝えしたいと思います。
A様との出会いは、秋に開催された、やびな市でした。
やびな市に出品していたラビーダのブースで、シューメーカースツールを購入いただいたことがきっかけです。
シューメーカーは会場には一脚しか持って行っていなかったのですが、A様とご友人とで一脚ずつ購入くださるということになり、郡山のお店まで遊びに来ていただいた事がきっかけです。
お店でお話を伺っていると、どうやら今お使いのキッチンが北側にあり、暗く、寒く、使いにくいという事が悩みだということがわかりました。
最近福島市で行ったリフォームの事例をお伝えしながら、ご相談に乗って行く中で、理想の暮らし方の形が見えはじめ、ご自宅のリフォームをされることを決められたそうです。
実はA様は、絵本を700冊以上もお持ちになっている、絵本コレクターでもありました。
絵本の収納。居心地の良いキッチン。そして、友人達と集まることがなによりも好きというA様と、明るく皆で集まりやすいダイニングとリビングを考えることになりました。
実は絵本を集めることが趣味の片山さん。A様のコレクションを熱心に見ていました。
ラビーダでは、お客様のカウンセリングと、現地調査をなにより大切にしています。
カウンセリングによって現状をふまえ、専門スタッフによる3人〜5人のチームを作り現調させていただきます。
A様邸の場合は私(カウンセリング)と三崎さん(空間設計)、片山さん(現場管理)、そして社長で伺わせていただきました。
この絵本の空間を、キッチン、ダイニング、リビングの空間に変貌させます。
部屋の片付けも、A様とともにラビーダのスタッフがお手伝いさせていただきました。
何回かの現調と、A様との打ち合わせを重ねる事で、本棚を別の場所に移動し、奥の仏間と一続きの空間へと変更するプランで固まりました。
奥の仏間から向こうの部屋を見たところです。
長い時間で経年変化し、雨漏りで染みになった土壁は、漆喰左官塗りの白い壁に生まれ変わる予定です。
部屋の中で、収まりがなく強く主張していた仏壇も、収まりがよい場所へと移動され空間に一体感を持たせるよう知恵をしぼります。
こちらの場所がキッチンになります。
床は無垢のヒノキのフローリングに変更されます。
窓には電動のシャッターも取り付けられます。
日本人に古くから馴染んでいる、この床の間のある和室が、どのようにモダンで自然素材の空間になるのでしょうか。
どうぞご期待ください。
長谷川
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