こんにちは、長谷川です。
以前製材したチークの丸太。
その丸太から切り出した一枚板のチーク材を、I 様邸の住宅に使用するための加工が始まりました。
2013年9月10日に、山梨県で製材しました。
伐採された場所はミャンマー。ミャンマーではチークの運搬に象を使うため、象の引っ張るひもを通すための穴が丸太に空いています。
立派なチークです。
2015年現在、ミャンマー産のチークを日本に輸入することは大変難しくなってしまいました。
ミャンマーの政権が変わり、国としての方針が変わったことが影響しているそうです。
そんな丸太から製材され、乾燥させたものがこちらです。
型紙を当てます。
今回は、この一枚板から I 様邸の洗面台を製作していきます。
図面を確認しながら、材料を無駄なく、より良い箇所を切り出すために検討します。
自然木ですので、もちろん節や割れがあることが多いです。
ひとつずつ丁寧に確認して行きます。
型紙を使いながら、直接材に線を引いて行きます。
I 様邸の洗面台に使えるチークの一枚板は、この一枚しかありません。
失敗が許されないため、慎重に切り出し方を考えます。
慎重に、緊張しながら、切り出して行きます。
一本の木から、ひとつひとつの家具を製作しています。
線が見えなくならないように、木屑を掃除機で吸いながら作業します。
木目と垂直方向にも歯を入れます。
縁も整えます。
無事、一回目の切り出しが終わったようです。
この一枚板から、どんな洗面台が完成するか、どうぞご期待ください。
長谷川
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