ラビーダでも参考図書として、多くのお客様に読んでいただいている、図解エコハウス。
竹内昌義さんは、パッシブハウスジャパン理事の森みわさんとともにその図解エコハウスの著者です。
その竹内昌義さんの講演と、YKK apの断熱窓APW430とAPW330の商品プレゼンテーションを聞きに、仙台国際センターまで行ってきました。
「樹脂窓が実現する健康でローエネな暮らし」と題されたこのイベント、とても沢山の方達があつまっていました。
ラビーダが震災後に重きを置いて来た、「エネルギーが少なく快適な住まい」というコンセプトを実現するための「高断熱高気密の住宅」という考え方が、トレンドになってきたことを強く実感しました。
エクセルシャノン社のトリプルサッシを使うことの多かったラビーダですが、YKK apさんからも同等レベルの樹脂サッシが続々リリースされます。
木製サッシだけでなく、性能の優れた樹脂サッシの選択肢が増えていくということは、設計をする側にとって嬉しいことです。
みかんぐみの竹内昌義さんの講演も、大変に興味深い内容でした。
竹内さんは、みかんぐみとして数々の住宅や商業施設(最近では“mAAch”マーチエキュート神田万世橋など)を手がけるかたわら、東北芸術工科大学教授として高断熱高気密低エネルギー住宅の研究をしています。
山形エコハウスを2010年に完成させた竹内さん。2011年の震災時に二日間停電になった山形で、18℃をキープし続けたことは、ご自身でも驚きだったそうです。
エネルギーを使わずに、室温を一定に保つ、気密と断熱がとれた家は快適です。
竹内さんはその快適さを「高断熱高気密の家の快適さは、ウォッシュレットのように、知ってしまえば当たり前になる程、以前の生活には戻れなくなる快適さ」と表現していました。
ドイツやデンマークと、日本の住宅の “燃費の差” は、プリウスとアメリカ車(約10倍)くらい違うと言われています。
家の燃費を上げることは、環境にも経済にも優しい家になります。
ラビーダが望む未来は、人にも環境にも快適な未来。
そのために最低限必要な、高断熱高気密の家づくりという考え方はは、これからの常識となっていくはずです。
エコで快適な暮らしは人を幸せにしてくれると信じて、そのような住まいづくりに真摯に取り組んでいきたいと思います。
長谷川
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