オーガニックな自然素材で家を建てたい。
ラビーダは長年、その思いで家づくりを続けてきました。
住宅の質感を決める壁の表面。壁の素材選びは、家の第一印象を大きく左右します。
漆喰の外壁は一見、白い壁の普通の家のようですが、光の反射がとても上品で清潔感があり、他の素材には変えがたい魅力があります。
いわきで新築のY様邸の家も、外壁は漆喰仕上げでプランニングしました。
外壁左官は島田左官さん。いつもお願いしている信頼できる左官職人さんです。
天気に左右される施工方法ですので、晴れた日に大人数で一気に仕上げてもらいます。
グレーの色は下地の色。
ラス下地(モルタル)の上から仕上げの漆喰を塗っていきます。
足場の上へはクレーンで漆喰を持ち上げます。
数日で、外壁の漆喰施工は無事完了。
足場が外れ、Y様邸の外観が現れました。
中庭に柔らかい光が広がります。
雨どい、軒下、外壁、窓枠、排気口など外観が白で統一され、街灯の真鍮がワンポイントになっています。
漆喰は塗装よりも厚みがあり、光を優しく反射します。
見た目にも質感を感じられ、日本の伝統の技と素材が生きています。
室内の壁も、漆喰で仕上げています。
室内の壁を仕上げるのは、光屋さん。外壁と内壁で別々の職人さんにお願いしています。
光屋さんはまだお若いですが、職人歴は長く、丁寧で繊細な仕事の職人さんです。
黙々と仕事に集中する姿がかっこいいです。
漆喰の壁は、トップライトの光の落ち方を美しくしてくれます。
だんだんと家のしつらえが仕上がり、完成が近づいています。
漆喰を塗るためのコテです。
粉状の漆喰と水を混ぜて練り上げる機械「マゼラー」
玄関先の施工はタイル職人に仕上げていただきます。
自然石(鉄平石)の乱貼り。熟練の技術で一枚一枚、隙間なく敷き詰めます。
たくさんの職人さんの技術で、Y様邸を仕上げています。
どうぞ完成をご期待ください。
長谷川
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