今日は2017年の3月11日。
多くの人にとって、いろいろな思いが巡る日かと思います。
あの大震災から6年目の今日、S様邸の上棟式が無事、執り行われました。
3月11日ということで、地震やエネルギーの話題になりながらの上棟式となりました。
地震に負けない頑強な家であることはもちろん、これからの地球のエネルギーの在り方を考えることもまた大事なことだと、施行中の家を見ることで感じることができます。
「機械に頼らない、暖かい家が建てたい」というS様の思いと、「エネルギー消費の少ない家を作りたい」というラビーダの思いが合わさり、S様のプランはラビーダ史上最も断熱性能の高いプランとなりました。
良質な無垢材をふんだんに使い、十分な構造強度を持った梁や柱の間に、たっぷりの断熱材が充填されます。
またいつ、大きな災害が起きるかはわかりません。
たとえ大きな災害がきたとしても、しっかりと家族を守ってくれる丈夫な家になってほしい。
そんな願いの中、大工さんに四方固め(構造の四方を叩く儀式)をしていただきました。
渡部社長からも、このS様邸の意義を語っていただき、無事、上棟式を終えることができました。
住宅性能の高い家は、災害時に電気やガスなどのライフラインが断たれた状況でも、室内の快適さを守ってくれます。
「災害に強い家」。そんなフレーズがS様邸はぴったりかもしれません。
祭壇には豪華なお供え物と、S様邸の模型。
快晴に恵まれ、春風が吹く気持ちの良い上棟式となりました。
上棟式後は、大工さんたちを労う意味を込めて、S様が直会(食事会)を開いてくださいました。
完成前のリビングで、みんなで大きな食卓を囲みます。
食事をしながら、笑顔あふれる時間を共有すること。震災を経験したからこそ、そのことがどれだけ尊く幸せなことかわかります。
これからもこの、目に見えない「楽しい時間」を作っていける家づくりを目指していきたいと思います。
全員で集合写真!
S様、本当におめでとうございます。
蓋を開けてみないとわからない、家づくり。
素敵な家ができるよう、そして持続可能な未来を福島から作っていけるよう、日々精進していきたいと思います。
長谷川
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