リペア:エリザベスチェア

台風も過ぎ去り、本日は晴天の猛暑日です。

今日の郡山の最高気温は33℃。

ラビーダの室温は27℃。

決して温度的には低くないラビーダ内なのですが、ジメジメもせず涼しく過ごしやすいのです。

しかし、これから本格的な夏がやってきます。ラビーダでも本日から送風機を出して、少しずつ夏仕様へ変更していく予定です。

 

さて、今回はIb Kofod-Larsenのエリザベスチェアを張替、木部メンテナンスいたしました。

 

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このエリザベスチェアは復刻モデルではなく、当時のオリジナルモデルになります。

オリジナルモデルは復刻モデルと比べて、よりシャープで繊細な作りをしています。

木部にはローズウッド。。。しかし、このクラスのヴィンテージを見るのは当時買い付けをしていた社長と入社してすぐ位の岡田さん以外のスタッフは初めてお目にかかりました。

 

なんというか圧巻ですよね。オーラが違うというか。

 

約15年前にラビーダでヴィンテージ品をご購入され、大事に使われてきたこの椅子のメンテナンスに携われてとても光栄に思います。

 

今回のメンテナンス内容

○本体部のレザー張替。

○木部フレームのアーム部分の塗装剥離・オイルフィニッシング。

 

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全体的に革は痛み、中のクッション材もへたっておりました。

革を新しいものに張り替えてクッション材も補充し直しました。

 

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アーム部分は塗装が剥がれていて、木部が乾燥しその状態で日焼けをしておりました。

1度アーム部分のラッカー塗装をすべて剥がし、木部をサンディング。

その後、樹脂入りのオイルワックスにて再仕上げ直しました。

 

その後、見違えるように良くなったエリザベスチェアを見て座られて依頼主様もとてもご満足そうでした。ご自宅に納品の際には「またこれから大切に使っていきます」との有り難いお言葉をいただきました。

 

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家具を通じてお客様と出会う。

一つ一つの出会いに感謝しながら日々精進していこうと思います。

 

 

張替:Leprahaun chair hütte 清水様

木部リペア:佐久間

 

 

saku