東京の青梅市。
目の前は林、その下には川、裏手には山を背負った自然豊かな街。
東京都内とは思えないロケーションにお住まいのT様邸にダイニング家具一式を納品に行って参りました。
ここで話は少し飛びます。
ご来店のお客様にはご説明させて頂いていますが、30年前から材木屋さんの倉庫の奥で大切に保管されていた北海道産のミズナラ(しかも完全自然乾燥材!)、中でも大雪山系で伐採された本当に希少なミズナラを入手できる事になりまして、まず何を作るべきかを思案し、LaVidaの総意としてやはり「Lテーブル」を作る事に致しました。
その記念すべき一台目の制作直前に、驚くべきタイミングで「家族の中心となるダイニングテーブルを長いこと探してまして…」と来店されたのがT様でした。
社長の気持ちの高ぶりもあって、前例はなかったのですが新木場に一緒に材料を見にも行きました。
これには材木屋の専務さんも、初めてエンドユーザーさんとお話する機会が持てた事に感激したようで、T様を見送った後にボソっと「こんなに嬉しいものなんですね……」と。
僕たちもこのような機会を持てた事が嬉しい訳ですが、本当に縁とは不思議な物です。
とは言いつつも、長らくお待たせしてしまったT様、すみません。
T様はLテーブルにLチェア2脚とボーエモーエンセンのベンチ3171の道産ミズナラバージョンをセレクト。
完璧です。
東京にもこんな場所があったんですね‥‥羨ましいロケーションです。
納品後の時間もちょうどお昼時だったので、近くの蕎麦屋さんにて天蕎麦をいただきました。
古民家を改築したお店でしたが、昔の建物は軒が深いです。
半間(3尺)ですか‥‥これだけあれば夏の日差しも、雨がかりも気にせずすみますよね。昔の人は賢いなぁ。
地場の野菜を天ぷらにして、細いけどコシのある蕎麦と頂きます。
珍しかったのは梨の天ぷらと梅干しの天ぷら。
いやー、おいしかった。ごちそうさまでした。
今夜は蕎麦にしようかな。。
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