二月も今日で終わり、明日からは三月です。
弥生。三月は卒業や入学、就職など新たなスタートの始まりの時期です。身の回りはバタバタする時期でもありますが心は穏やかにありたいものですね。春が待ち遠しい。
さて、今回はコインケースをあつらえました。
前回製作したコインケースはチークをくり抜いたデザインでしたが、今回は道産ミズナラを使いフレーム型のデザインで製作いたしました。
一個入りタイプ(表)
(裏)
6個入りタイプ
8個入りタイプ(表)
(裏)
今回のコインケースの製作は会津若松の大塚木工芸の大塚隆さんに依頼しました。大塚さんは惣輪師と呼ばれる重箱やお膳など指物技術で漆器の素地を作る職人です。そしてなんと伝統工芸師でもあるのです。その仕上りは目の肥えたラビーダスタッフが絶賛するほどの精度でした。
蓋はコインが見えるようにアクリルを使用し、コインを納めるクッション材部分にはゴムスポンジを使用しました。
締まり口はマグネットを埋め込みピタッと収まるように。
因にコインを納めるとこのようになります。
美しいですね。サイズの違う2種類のコインがきれいにピタリと収まりました。
H様。今回もご依頼頂きありがとうございました。
お客様のご依頼と職人さんの技術、そしてデザインと素材。どれ一つ欠けても良いものづくりは出来ないと思います。一つ一つを大切に感謝しながら今後もものづくりをしていきたいと思います。
デザイン:伊藤寛樹
木部製作:大塚木工芸様
クッション部製作:佐久間隼人
saku
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