新作桐チェストの納品

こんにちは、長谷川です。

新しい桐チェストが完成しました。

こちらはY様からの、オーダーメイド

住宅もやらせていただいているY様邸へ、収めさせていただきました。

 

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二棹の桐チェスト。同じサイズですが、用途によって引き出しの割り付けが違います。

 

ところで箪笥を数える単位は、一台、二台ではなく一棹(ひとさお)、二棹(ふたさお)です。

この単位は、花嫁道具だった「長持(ながもち)」という収納家具から箪笥へと発展したことが由来で、いまだに箪笥の単位も棹となっているそうです。

 

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洋服や小物類など、様々な物を保管できるよう設計されています。

 

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特に注目してほしい、引き出しの細やかな設計。

 

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引き出し内部の枠板の、配置を入れ替えることで、様々な大きさで引き出し内部を分割できます。

 

IMG_6011枠板は四枚。シンプルな構造ですが、用途にあわせた使い方ができます。

 

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細かな割り付けの桐チェストと、

 

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大らかな割り付けの桐チェスト。

お好みに合わせて、割り付け(引き出しのサイズ)を設計いたします。

 

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山桜の引手は、使い込むごとに味わいが深くなっていくことでしょう。

木目が詰まった、滑らかな手触りが自慢です。

 

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もちろん、桐チェストならではの引き出し内部の気密性もばっちりです。

カビや虫から、収納品を守ります。

 

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Y様の住宅へ収められた、桐チェスト二棹。

お子様のお部屋の収納家具となりました。

 

お子様の成長とともに、一緒に成長する桐の家具。

どうぞ生涯のパートナーとして使っていただければ幸いです。

 

 

長谷川