テーブルは木で決まります。
木で作られる家具は、見た目の印象も使い心地も、全て木材の良し悪しで決まってしまいます。
大変嬉しいことに、その道のプロに、素材の良さからaテーブルを選んでいただきました。
日立市にある材木研究所で研究者として働いているT様。
木材の専門家に選んでいただけたことは、本当に、本当に嬉しいことです。
他の国産材が太刀打ちできない程、小樽オークは良い木材です。
ずっと触っていたくなる手触りは、シルクのような手触り。
目がつまり、素直な木目はどんな空間にも馴染み、使うごとに輝きを増します。
今回、aチェアにはった張り地も、リバコ社の特別な物を使いました。
ヘリンボーンの様な独特の織りの模様と、高級感のある質感が特徴のファブリックです。
aテーブルと一緒に、三年保証の保証書もお付けしています。
メンテナンスキットも、テーブルと一緒にプレゼント。
サンドペーパーや家具用オイルを使った、簡単な家具のお手入れができます。
ダイニングテーブルは、住まいの中心となる大切な家具。
T様のお宅で、しっかりと家族の生活を支えられるよう、心を込めて製作しました。
お子様の成長を見守る、暮らしの土台となるようなテーブルになって欲しいと思います。
T様、この度は本当にありがとうございました。
お手入れで困ったことがございましたら、些細なことでも言ってください。
T様のお宅に入ったaテーブルは、ナンバー33番。
最後に、T様の専門である、木材の細胞壁の研究について教えていただきました。
簡単な講義をしてくださるT様。
細胞壁の構造の変異を、DNAを用いて研究なさっているそうです。
「aテーブルの木材の、この部分がとてもいいのも細胞壁が厚いから」とキラキラした笑顔で教えてくださいました。
沢山の木を見て来たT様だからこそ、小樽オークのテーブルにたどり着けたのかもしれません。
素材が大切ということを、T様のおかげで振り返ることができました。
テーブルは木で決まってしまいます。もう一度、素材に感謝し、家具づくりに励んでいきたいと思います。
長谷川
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