桐チェストの納品 東京へ

気付けばあっという間に、3月の半ば。季節は徐々に春の気配が感じられる時期になりましたね。少しづつ暖かくなり、過ごしやすくなってきました。しかし、草花が芽吹くこの時期は花粉症の方々には厳しい季節です。あちらこちらで鼻をすする音がしていますね。私自身も軽度の花粉症ですが、この時期は小麦製品や白砂糖を控えることで症状が軽くなるような気がします。今の季節、花粉症がひどい方は食べ物などを気にしてみるといいかもしれませんね。

 

さて、先日東京へ桐チェストの納品へ行ってきました。

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今回ご注文いただいたお客様は、インターネットで桐チェストを検索してラビーダを見つけてくださったとのことでした。そして、わざわざご家族で東京からラビーダに来店いただきました。その際、せっかくなので桐チェストの製造現場や職人さんに実際のお会いいただき、普段の生活の中では見れないご案内をさせていただきました。

 

現在ラビーダの桐製品は喜古箪笥さんにご依頼し製作しております。

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喜古桐箪笥さんは国産(会津や東北地方)の桐の丸太の製材、加工、製品に至る一通りを全て自社で行っています。

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桐材の灰汁抜きをしてる場所

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丸太の製材機

 

しかし、ここ近年では桐タンスなどの桐製品に触れる機会が少なくなってきています。一般的なホームセンターなどに桐のスノコなどは取り扱っていますが、ほぼその全てが中国産の漂白された製品になります。海外から送られてくるため、虫などを連れてこないようにするため検疫の関係上、薬品で漂白しなければなりません。しかし、その薬品はどういったものが使われているのかも不明であり、体への安全性は保障できません。

そういったことから素材の重要性や、そのお客様それぞれの生活に合わせたデザイン仕様のカスタマイズがとても重要だと感じます。

 

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引き手にはチーク材

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着物もきちんと収納されました

 

今までは嫁入り道具として普及していた桐箪笥。しかし、今の人々のライフスタイルは昔と大きく違いアパートやマンションなどよりコンパクトな空間が一般的になってきています。

だからこそ、これからの家具は空間をどう有効に使い、どのような素材を選び、それぞれの人々に合うデザインをカスタマイズして製作することが大切なんだと思います。

 

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[桐チェスト W1000xD455xH880  国産桐/栗/チーク ¥355,000(税別)]

 

本物の素材を使った普通価格の家具。ぜひ店頭にてご覧くださいませ。

K様ありがとうございました。

 

 

saku