ラビーダがお願いしている家具工房、「捧工芸」さんで家具作りの現場に立ち会ってきました。
捧工芸さんは須賀川で長年続く、非常に技術力の高い木工所です。
捧工芸代表の捧喜彦さんの技術にラビーダは惚れ込み、二人三脚で家具作りをさせていただいています。
ちょうどaテーブルの脚部を作っているところでした。
無垢材の家具は、大きな木の塊から削り出して各パーツを作っていきます。
同じ形状のパーツを作る時は、同時にいくつか製作することで時間や手間の節約をしています。
こちらはテーブルの貫の部分。
そうして一つ一つ丁寧に削り上げられたパーツを組み立てることで、一台のテーブルは完成します。
テーブルの組立も、緩みのないように組み上げるには熟練の技術が要ります。長年の使用に耐えうるよう、木材の特徴に合わせた「木組み」をしていくことが必要になります。
日本には、古来から伝わる伝統的な木組みの文化があります。
ラビーダのaテーブルには「四方胴付きほぞ接ぎ」「通しほぞ接ぎ」「割り楔ほぞ接ぎ」と日本古来の技法をふんだんに取り入れた形状になっています。
その木組みの文化を継承している捧さんにしか作れないテーブル、それがラビーダのテーブルなのです。
「割り楔ほぞ接ぎ」。
貫と脚をジョイントした箇所が緩まないよう、楔(くさび)によってきつく締められ固定されます。
脚部のほぞ接ぎも、1mmの狂いもない隙間のないジョイントでつがれています。
どうぞ店頭で、その技術の粋をごらんください。
店頭には専門の家具スタッフが常駐しておりますので、詳しい家具の作り方や工夫していることなど、是非ご質問ください。喜んでお答えさせていただきます。
長谷川
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