福島市のO様邸に、ダイニングテーブルのセット(aテーブルとaチェア) と、あつらえのキッチンの収納家具を納品させていただきました。
こちらは納品前のキッチンです。
少し変わった形の間取りの中に収まったキッチン。
冷蔵庫や電子レンジ、炊飯器などを置く場所、食器を収納するスペースなどをどのようにとったらいいか、O様は悩まれていました。
原寸大の空間を実際に作り、どのような家具があれば心地よく暮らせるか、打ち合わせを重ねながら、今回の収納家具が形になりました。
キッチンの脇にカウンター型の食器棚、冷蔵庫の隣に電子レンジを置く台をあつらえました。
それぞれの家具の高さを全体的に低く抑えることで圧迫感が出ないようにしています。
4本の引き出しがついたキッチンの脇のカウンター収納。
右側の棚は奥行きが浅く、コップなどを収納します。
左側は奥行きが深く、パソコンやプリンターなどが入っています。
4つの引き出しにはカトラリーや筆記用具が仕分けされています。
手前の2本は貫通引き出し。シンクからでも使えるようになっています。
下の扉の中にも、ちょっとしたものを収納できるようになっています。真鍮の手がけはタオル掛けにもなります。
窓の枠にあたらないように天板を切り欠いています。この切り欠きは炊飯器の電源コードの通り道にもなっています。
もともと壁についていたコンセントは、家具の中を通り、目立たない位置に出しています。
現地の採寸を行ってから製作するため、ぴったり収まっています。
電子レンジの置台も、少し工夫があります。
天板が少し、広がります。
レンジの裏側に少しスペースができ、ゴミ箱が入るスペースを作っています。
一番奥の家具はO様が以前から使われていた家具。180cmくらいの背の高い家具でしたが、上半分を取り外し、チークの天板を固定しました。金属の手掛けも木で新たに製作したものと交換し、雰囲気をなじませました。
O様、ありがとうございました。
三崎
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