いわき市のS様邸にあつらえの書類棚を納品させていただきました。
画像は納品前のばらばら状態の書類棚です。これらがいったいどんな風に組み上がるのでしょうか。
S様邸の和室の一角にあるくぼんだ空間。こちらに変わった書類棚を作りたいというのがS様のご依頼でした。書類棚の形や引出しの大きさ、素材など、S様によるおおよその構想をくみとり、LaVidaでできることをご提案させていただきました。
くぼんだ空間は両側に柱があり、間口が少し狭くなっています。
ぴったり収まるようにするためには、くぼみの中で家具を組み立てる必要がありました。
慎重に組み立てていく佐久間さん。天板をビスで固定していきます。
くぼんだスペースの中に書類棚ができました。
引き出しの木目は気持よくつながり、細い目地も綺麗に通っています。
今回の材料はヒノキ材。周りの雰囲気に馴染むようにと、S様が選ばれた素材です。
今回の家具製作は、いつもLaVidaのaテーブルを作っていただいている棒工芸さん。
ひじょうに精度の高い加工と、丁寧な仕上げでS様にも満足していただけました。
細かいところもうまく収まっています。
S様の思惑通り、ヒノキの書類棚は周りの空間にすっかり溶け込んでしまいました。
実は画像左下の桐チェストも、今年のはじめに納めさせていただいたものです。こちらも今回の書類棚のように、ぽっかり空いたスペースに隙間1mmくらいで収まっています。
S様、ありがとうございました。
三崎
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