リメイク：ベアチェア Y様邸
昨日、今日にかけて日本列島には大きな台風が上陸いたしましたが、皆さんのお住いの地域の台風の影響はいかがだったでしょうか。秋に入り、天気はコロコロと変わりますね。気圧の変化に身体が追いつかず、思うように動けない人も多いと思います。日々寒くなり不順な天気も続きますので、くれぐれも体調など崩さないように皆さんお気をつけくださいませ。
さて、先日会津若松市のY様邸に納品へ行ってきました。
今回は家具の販売納品ではなく、家具のリメイク作業が終わったチェアの納品です。
依頼品は言わずと知れた名作椅子のベアチェアです。ハンス・ウェグナーが1951年にAP Stolen社にデザインし制作されたものです。しかし、AP Stolen社は1976年に廃業し、その後は2005年にPP Mobler社が創立50周年を記念に製造販売を行っています。
そのベアチェアを愛用しているY様よりご相談がありました。オリジナルのベアチェアの座り心地はとても気に入っている。けれど、もともとベアチェアの座面は角度がやや傾斜しているので、もう少し角度が立っているとご自身の座り方にピッタリ合うので角度を調整してくれないかとの相談でした。
実際にお伺いし、実際に数ミリ単位で前脚と後脚の高さを確認しながら、納得する高さと角度を導き出しました。その上で、脚の角度と太さがピタリを合うように木部を制作接着いたしました。
リメイクが完了するまでは全体のバランスが崩れないか心配もありましたが、その心配は全く必要ないくらい自然と馴染みました。
そして、お持ちのスツール(AP-29)の高さとも合うようになりました。
やっぱりこの組み合わせは何度見ても美しいですね。
Y様 この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。これからのどんどん寒くなってきますので、新しく生まれ変わったベアチェアと共に楽しいストーブライフを楽しんで下さい。
ラビーダでは、今お持ちの家具のリメイクや修理も随時承っております。詳しくは電話またはスタッフまでお問い合わせくださいませ。
saku
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