最近話題の電力自由化。今年の4月から、電力の小売自由化が始まります。
「あなたにあった電気を選べる時代」になるようですが、実際のところどのようになっていくのか色々な憶測が飛び交っている状況です。
ラビーダとしては、やっぱり太陽光発電やバイオマス発電などの「自然エネルギー」による電力の確保に関心を持っています。
一般的に割高と言われている「自然エネルギー」の実際のところを知るために、ソーラーパネルの新商品説明会に参加してきました。
会場は、仙台港近くの夢メッセみやぎ。
大きなイベントホールです。
京セラさん主催の、ソーラーパネル新商品の説明会に出席してきました。
2016年4月から始まる「電力自由化」について、自然エネルギーの確保は、「買電」から「自家発電」へとシフトしていくのではないかと言われています。
大手電力会社の今後の電気代(買電価格)は、ますます上昇していくことが確定的。
さらにソーラーパネルなどで発電した電力の買い取り価格(売電価格)は、ますます減少していくそうです。
これまでは売電価格は30〜40円/1kW、買電価格は18〜27円/1kW程度でした。
来年から再来年頃には、その1kWあたりの買電価格と売電価格が逆転するクロスポイントが来ると言われています。そうなってきますと、ソーラーパネルで発電していた電機を売電で儲けるのではなく、自家消費用に回して、電力会社から買電契約しない家庭が増える未来が来ると言われています。
自家発電できることで、災害などで停電になった際もライフラインを確保できやすくなるとも言われています。
(参考画像:京セラHP)
そんな「自家発電」に必要になってくるのが「蓄電システム」です。
昼間に発電した電力を、バッテリーに蓄えておくことで夜間も安定して電気を使えるようになります。
その際に注意したいことは、電気を安定して使える「大容量のバッテリー」かどうか。そしてソーラーパネルや蓄電池、パワーコンディショナーなどの機器類の「収まりの良さ」も使い勝手を決まる大きなポイントになります。ソーラー発電で作られる電気は「直流電流」のため、家庭内で電化製品を使うためには「交流電流」に変換しなくてはなりません。ソーラーパネルの性能向上とともに、パワーコンディショナーの性能向上が、自家発電の効率を上げるためには大きな要因となるようです。(詳しくはこちら→wiki)
自然、人、未来が良くなっていくための住まいを考える上で、これからのエネルギーの在り方は避けては通れない問題です。
自然に優しく、人にとって快適で、より良い未来につながるようなエネルギーを求め、これからも勉強していきたいと思います。
長谷川
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