デザインと機能。住宅には大きくこの2つの側面があります。
住宅の機能面を考える上でとても参考になる一冊をご紹介します。
図解エコハウス ― Can you passive house it ?
著:竹内昌義・森みわ 出版社:エクスナレッジブックス
環境にやさしい家を、イラストと写真とシンプルな言葉でわかりやすく説明した本です。
副題にある “passive house (パッシブハウス)” は、ドイツ発の省エネ住宅のグローバルスタンダード。省エネ性・断熱性・気密性など建物自体の性能を高めることで、冷暖房設備に頼りすぎなくても快適に暮らせる家を指します。
ここを出発点にして、エコハウスの目指すべき方向性をまとめたものが以下の10ヶ条です。
1. 資源は有限だ 2. 今までの家はエネルギーを使いすぎた
3. エコハウスはローテクの集大成 4. 設備より器の基本性能を重視
5. 性能は勘に頼らない (次世代省エネQ値-1.0) 6. ガマンはしないが適度な調節はする
7. 目標は冷暖房エアコン1台で成り立つ家 8. 都市と自然との共存関係
9. 日射・通風が大事 10. エコはデザインを縛らない
わたしたちが考える!エコハウス10ヶ条(同著より抜粋)
LaVidaの家も、これらの考え方に基づいて設計しています。
こちらの本は、LaVidaでも試読・購入することができますので、気軽にお申し付けください。
三崎
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