施主様の話①(ラビーダだった理由)

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こんにちは、長谷川です。

9月13日(土)、14日(日)、15日(月)に予定されている、中島村の家、家具と家の相談会。

 

相談会の相談をするために、社長と二人、施主様に会いに中島村まで行ってきました。

 

 

 

社長と、施主様ご夫婦、そして長谷川の四人で、ざっくばらんに今までのことを振り返りました。

その話がとても面白かったので、今日は座談会の会話を文字起こししまして。相談会の雰囲気等を想像しつつ読んでいただけたら幸いです。

 

それでは、座談会の様子のレポート、はじまりはじまり〜。

 

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社長:そもそも相談会では、誰に語ってもらったらいいのかっていうことですよね。

やっぱりお客様の経験っていうものが反映された相談会、ていうのが本当の住宅の見学会だったんじゃないかと。

見学会って言うと、物を見て学ぶって言うことなんですが、そうするとお客さんとのコミュニケーションが反映されないんだよね。

で、私たちが一番お客様に届けたいのは、お客様の満足された顔なんです。あとはどうしてお客様がラビーダに決めて、どうしてラビーダでいいと思ったのか。実際に建ててみて、今どうなのか、とかね。

そういうことを、お客様にお客様の言葉で伝えていくことが、できたらいいなと。それが一番お客様が聞きたいことなんじゃないかなーと思ったんですよ。

 

そんなことを思っていまして、では、はせやんのほうからよろしいですか?

 

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長谷川(はせやん):はい、では、インタビューみたいな形式でもよろしいでしょうか。

まず、私の入社前(2014年2月)から、稲田さんたちはラビーダで建てる住宅も着工もしていたのですが、そもそものラビーダ選ばれた経緯をお二人から聞かせていただければと思います。

 

施主様:経緯、ですか。

 

長谷川:経緯だったり、そのときの思い出話などもしございましたら。

 

施主様:実際、ラビーダで住宅が決まる前に、すでにほかのビルダーさんである程度話は固まっていたんですよ。ログハウスに。

 

社長:固まっていたんですか?

 

施主様:固まっていました。契約直前までいっていました。

 

奥様:契約の日に、、、

 

社長:契約の日に?

 

奥様:断ったんですよ、契約の日に。契約の二週間前にテーブルを探していて、ラビーダに行ったんです。

 

施主様:その前からそのビルダーさんのメーカー的な感じに対して、不信感みたいな部分があって。

 

奥様:どんどんと、あっというまに決まって行く感じで。

 

施主様:自分の気持ちと違うというか、ずれていたんですね。

 

社長:そこに気づいたということが大きいね。

 

施主様:それまでは結構普通のメーカーさんよりは穏やかな感じだったので、いいかなと思っていたんですけど。

 

奥様:決まったってなったら、もう、契約まで、決まっていることにのせられてポンポンポンっと。

 

施主様:そういった感じがちょっと怖いなって思っていて。そんなときに、テーブルを探しにラビーダさんへ行ったんですね。ホームページを見て。

 

社長:あ、ウェブですか。

 

施主様:ウェブです。

 

社長:ウェブは、検索されて見つけたのですか?

 

施主様:以前、すごい若いころですけど、20数年前に。

 

奥様:20数年前に、一度だけ行ったことがあって。

 

社長:懐かしいなぁー(笑)

 

奥様:テーブル、置いてあったなぁって思いだして。

 

施主様:家具屋さんがあったなって記憶があって、検索しました。

 

奥様:すごい高級な家具屋さんだったなという記憶から(笑)

 

社長:(笑)

 

奥様:すごい覚えていて(笑)

 

施主様:それで見に行ってみようって。

 

奥様:でも以前来たときは、高くて買えないなぁって思って、終わったんですね。

 

社長:そのとおりなんですよね。

 

長谷川:じゃあ、社長に出会っていたのは20年くらい前。

 

奥様:20代の頃ですから、15年前、くらいですね。

 

社長:間違いなく、高い家具を売ってる時ですね(笑)

 

施主様:ぐるっと一周して、帰ってきたという思い出があったんですけど、そのとき。

 

奥様:ただ見るだけで、帰ってくるという。

 

施主様:で、あったなっていう記憶をもとに、ホームページを検索してみて行ったんです。

 

社長:奥さんだけでこられたの?それとも二人で?

 

奥様:二人で行きました。それも、もともと建てようと思っていたビルダーさんの他の家が、東部ニュータウンに何軒か建っているということで、それを見るついでで。

 

長谷川:やっぱりもともと木の家が建てたいなと思っていたんですか?

 

施主様:そうでもなかったんですよね。

 

奥様:山小屋みたいなのは、嫌だったんですよ。

 

施主様:そのビルダーさんは、木の家だけでなくちょっと変わったかたちの家もやっていて。意外にうちの親もいいんじゃないか、みたいになって。お互いにまあ、半信半疑っていうか、本気で探してない感じで決まった感じがあるというか。

 

奥様:でももうね、家を壊すっていうのは決まってたんです。それまでにどこで建てるか決めなくちゃいけない、っていう中で、お互いなんかこう、、

 

施主様:ぼんやりと決めていく、みたいな。

 

奥様:そうですね、ぼんやりと。なんとなくいいんじゃないかという感じで、まえのビルダーさんは決めました。

 

社長:そのビルダーさんに決める前にも、経緯がもうちょっと戻るとあるんでしょうね。そこに絞られる前はほかの会社も見られたりしたんですか?

 

施主様:一応、見ましたね。

 

奥様:設計士がやっているような建築事務所さんとか。

 

社長:あ、やっぱりそういってところも。

 

奥様:もっと、ほかのハウスメーカーの展示場とかもみましたよ。何軒か。大手のハウスメーカーさんとかも。

 

施主様:もともとその設計士さんの事務所を知っていたので、そういう、設計してもらって建てるっていう考えがあったんです。でもうちの親が全然食いつかなかったんですよ。

 

奥様:まったく。

 

施主様:まったく。

 

奥様:そこでちょうど完成見学会みたいなのが郡山であって、見に行ったんですけど。

 

社長:建築事務所さんの見学会もみに行かれたんですね。

 

奥様:見に行ったんですけど。そこが建坪の小さな家で。

 

施主様:もう親は家として見てないというか(笑)

 

一同:(笑)

 

奥様:設計士さんが説明してくれたんですけど。全然、うちの両親はもうテンションがこう(さがりぎみに)なっちゃって。

 

社長:けっきょく、モダンすぎたっていうことかな?

 

奥様:いえ、サイズが小さかったということですね。

 

社長:小さかったから。じゃあ、逆にそれが二世帯の大きな家だったら?

 

施主様:危なかったですね(笑)

 

社長:そうですよね。そこの建築事務所さんは、正解なんですよ。ラビーダとテイストや方向性が似ていますから。普通の人にとって、雰囲気的にはうちと差別化できない。普通の一般の人にとってはそこの二世帯の家を見ちゃっていたら、決まっちゃったかもしれない。

 

施主様:決まっていたかもしれないですね。

 

奥様:そこの建築事務所さんは、天栄村の方にちょっと大きな家があるので、是非そこを見に来てくださいって言われてたんですけど。

 

施主様:結局、乗り気じゃなかったので、見ずじまいで。それで、当初のビルダーさんに決めたんですよ。二世帯じゃなく、敷地内に二軒建てるというプランで。どうかなーって思いつつ、結局、(母屋と隠居とを)分けたプランで。両親とお互いに、どうかなって感じだったと思うんですけど。

で、ラビーダさんにはテーブルを探すために見に行ったときに、実際家もやっているってことを知って。そのとき接客してくれたのは、確か伊藤さん

 

奥様:そうそう、伊藤さん。

 

施主様:伊藤さんと話していただいたんですけど。そのときはもう契約目前だったので(笑)

もう、ラビーダでやりたいけど、やれないみたいな気持ちになってしまって。ラビーダがいいなと思ったんです、そのとき。

 

社長:私そのとき、片側でね、別なお客さんを接客していて。伊藤君が接客しているのを見ていたんですよ。

 

奥様:伊藤さんのね、話していることが、自分の想いと一緒だったんです。家づくりに対する気持ちがね。

 

施主様:ここ(ラビーダ)で建てるべきじゃないかって思ったんですけど、契約も目前だったので(笑)

 

奥様:一週間まえくらいだっけ?

 

施主様:いや、二週間前くらい。

 

社長:契約の?

伊藤君とはどんな話をされたんですか?というかその、想いとしてはどんな想いだったんですかね。伊藤君が話した内容っていうのは。

 

施主様:やっぱり、家族を考えて家を建てるっていうこと。

 

奥様:あとはやっぱり、家具を中心で考えるっていうこと。

結局わたしたち、テーブルを探していたので。決めていたビルダーさんからはまったく別のメーカーのテーブルをみせられていて。

 

社長:M社さんのテーブルとか?

 

奥様:ビルダーさんはテーブル代とかは別で考えていて。家具は後付けなんですね。そうするとやっぱり金額的にも本当に欲しい物を買えなくなるというか、妥協せざるを得ないっていうか。そういったことを考えていたときだったので、伊藤さんの話にすごく共感して。

 

施主様:本物の家具が欲しいなって。そしてやばいと思いました(笑) よけいなこと言っちゃうと思って。もう決まりそうなのに。そう思って、帰りの車の中でずーっとどうしようって、契約の話壊しちゃっていいかなって相談してたんですね。でも、(奥様に)それは無いって言われて。

 

奥様:もう決まってるし。自分たちのことだけじゃないですから。

 

社長:親のこともあるからね。キャンセルするってことはね。

 

施主様:それで一週間くらい相談したんです。ずーっと毎日言ってた(笑)

いいのかなー、いいのかなーって。本当に家建てるのに、この会社で建てていいのかなーって。

 

社長:普通はそれでもそこで行っちゃうんだよね。わずらわしくなっちゃって。

 

奥様:そうですね。

 

社長:でもなんで、そこでふんぎったのかなーと思って、今。

 

施主様:やっぱり、我慢できなかった(笑)

 

社長:我慢できなかったんだ(笑)

 

長谷川:で、一週間後にまたラビーダに来られた?

 

施主様:そうです、契約直前というか、契約の日にですね。実は、契約の日が延びていたんですよ。用事があって。

 

奥様:一度目はうちの部落の用事があって、一週間延ばしてもらって。一週間後になったら今度はビルダーさんのほうで午前中は都合悪いんで、午後でいいですかっていうことになって。その当日の午前中にラビーダさんに伺いました。

 

社長:すごい。ラッキーが重なったね。

 

奥様:それでこれはやっぱり、ここで契約するのはやめるべきなんじゃないかって話をしまして。

 

施主様:それで一回ラビーダさんに行ってみようってなって。

 

奥様:とりあえず、やめたほうがいいと思っているのであれば、そのまま建てるのはちょっと待った方がいいっねってなって。親に言うだけ言ってみたら?って。

 

施主様:両親も意外にあっさりとOKで。自分もそうじゃなかった的な(笑) それで、契約は断れるの?って言われて。そのまま電話して一度考えさせてくださいってことを伝えて、ラビーダさんに伺いました。

 

社長:はぁー、すごいドラマだね。

 

奥様:四人でその日にラビーダに行って。

 

施主様:社長にお話していただいて。

 

社長:それでようやく私のところに来たんだね。

そのときが初めてでしたもんね。でもそっからがまた長いんだよ(笑) 道のりは。

そのときお話をさせていただいて、始まったんだけど、完成までは簡単ではないよね。

 

長谷川:それがだいたい、いつ頃なんですか?

 

施主様:去年の二月くらいだっけ?

 

奥様:一昨年じゃない?

 

社長:そうでしたね、一昨年の二月。2012年。

お話をさせていただいてからも、ご両親の意見もあったでしょうし。どうでしたか、そのあたりは。

 

奥様:私たちはすぐにラビーダさんが良いと思っていて。でもお父さんが家具の値段を見て、びっくりしちゃって。その日、寝れなかったらしいです(笑)

 

一同:(笑)

 

施主様:で、早朝に起こされて。大丈夫かと。あそこはやめた方がいいんじゃないかと言われましたね。

 

奥様:高すぎるって。

 

社長:そう言うんだよ、みんな。これが客観的な事実なんですよね。

 

施主様:そこで、説得をしまして。

 

奥様:とりあえず、今決めるんじゃなくて、何軒か建てた家を見せてもらったり、プラン見てから考えようって説得して。

 

社長:ですよね。それから私の家を見たりされて。あとは、いわきのHさんの家見られたり。

 

施主様:あと須賀川のYさん邸を。

Yさんの家を見たときに、あーすごくいいなぁって思いました。

 

奥様:わたしたちはいいなーって思ったけど、お父さんたちはあまりピンとこなかったみたいですね。

Hさんのとこみてからですね、お父さんの気持ちが変わったのは。

 

施主様:Hさんのところにあった、チークの家具をみたらすごく良かったみたいで。

 

奥様:洗面台がとても印象的だったみたいです。

 

社長:やっぱり、今までにないっていう感じがしたんでしょうね。新しい物がお父さんはお好きですからね、斬新な物が。

 

奥様:そうですね、好きですね。

 

施主様:Hさんちにいって変わったね。

 

社長:お父さんが変わったのは、Hさんのところだよね、私もそう思いましたね。

やっぱりね、話をするだけではなかなか決まらないんだよ。

 

長谷川:ですね、実際に見られて。

 

施主様:社長のお宅とかはみんな、すごいすばらしいって言うんですけど。でも社長の家だからだよねって(笑)

 

奥様:やっぱり、普通の人は建てられないんでしょ、ってところはどこかにあって。

 

社長:あのー、その通り、そう思われるんですよね。社長だから、建てられんだべで終わっちゃうんですよ。だから庶民感覚というか、私たちも普段から思っていなくちゃならないのは、普通っていうことなんですね。それを忘れちゃうと大変なことになる。まぁ、ちょっと余談なんですけど、aチェアとaテーブルっていうものを売り出したのはそこなんです。ですから、金額の大小ではない、っていう。普通のなかの物差しがなさすぎるっていうことがこの国をおかしくしたなって言うことが、ちょっとわかったね。

 

施主様:たしかにaテーブルとか魅力的だよね。

 

奥様:そうだね、入りやすい。

 

社長:本当に、偶然なんですけど、ひっくり返しましたよね(笑) はじめaテーブルは稲田さんちになかったからね。本当は四本脚テーブルに決めていたんだよね。

で、話は戻るけど、すごいドラマがあるでしょ?

 

長谷川:いやー、ありますね。前半部分だけで。

 

社長:前半部分だけでこれだけのドラマが(笑)

 

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そんなわけで、前半部分だけで、だいぶボリュームが出てしまいましたので、次回に続きます。

 

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長谷川