福島市、蓬莱地区にて新築工事中のM様邸が、上棟しました。
現場リポートです。
柱と梁は、すべて無垢材。
ラビーダでは、構造に無垢材を使用することは、標準グレードです。
梁に使われている、南部の赤松。「地松」と呼ばれる、立派な松を、住宅に使えることは大きな喜びです。
柱は杉、土台は桧。すべてトレーサビリティ(伐採地)の明確な、国産材だけを使用しています。
もちろん、すべて天然乾燥材です。
二階にも、もうあがることができました。
柱に書いてある、手書きの文字は、構造材を手で刻むときに、棟梁が一本づつ記入していっています。
全ての材に、職人が目を通し、確かな材料で家を建てていることが、プレカットの家にはない安心に繋がります。
上棟し、屋根の作業も進んでいます。
屋根に敷き詰められた「タイベックシート」は、防水なのに調湿効果のある、ハイテク素材。
気密性を高めた家は、結露が起きやすくなりますが、タイベックシートを使用することで結露を防ぎ、家をカビから守ります。
屋根と天井の間の、野地板。ざら板とも呼ばれます。
ラビーダでは、「見えない材こそ本物であるべき」との思いから、天井で隠れる部分や、壁の内部の材料にもこだわっています。
断熱材の、グラスウールも現場に届いていました。
高断熱高気密のエコハウスには、欠かせない断熱材です。
標準でQ値1.5以下(北海道と同等)の、冬暖かく夏涼しい住宅を設計しています。
基礎の断熱には、スタイロフォームを敷き詰めています。
ちょうど二階へ運ぶ、トリプルサッシが現場へ届いたところでした。
シャノンのトリプル樹脂サッシ(超高断熱サッシ)が二階へ持ち上げられます。
ガラスが3層になっているため、その重量は一般的なシングルサッシの三倍以上。
現場スタッフ総動員で、二階へ持ち上げられました。
現場を視察する、渡部社長。
窓からの借景に、納得のご様子です。
抜け感の気持ちいい景観が、窓から眺められるよう設計されています。
サッシがはめられ、一歩一歩、完成が近づいていくM様邸。
工事の進捗とともに、今後もご報告していきたいと思います。
長谷川
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