改装工事が進んでおりましたS様邸。残工事はまだありますが、内装工事がひと段落つきましたので施主のS様達に内覧していただき、薪ストーブの火入れ式を行いました。
米、塩、酒、水をストーブの上にお供えし、火の神様に火災除けのご祈祷をします。
二礼二拍手で、簡易的ではありますが、ご祈祷を行いました。
このご祈祷を、ラビーダでは「火入式(ひいれしき)」と呼んでいます。
ご祈祷後はいよいよ、炉の中に火をつけます。
焚付けを入れ、火のつけ方を解説しながら実演します。
鋳物のストーブなので、本体が暖まるまでには少しタイムラグがあります。
火を入れてすぐは、触っても大丈夫。
ストーブの煙突も、徐々に熱くなっていきますが、最初は大丈夫。
(本体が充分に暖まってからは、火傷の恐れがありますのでお気をつけください。)
新品のストーブは、最初の火入の際に、新品特有の塗膜が気化する匂いがします。
また、ストーブの火入初日は、ストーブ自体が急激に高温になり変形することを防ぐため、最初に入れた薪が燃え尽きたらば、ゆっくりと温度が下がり安定していくよう、薪の追加はしないようにします。
ストーブ以外の完成した住宅も案内し、仕上がりをS様に見ていただきました。
S様のお引越しは春の予定。雪が残っていてできない外構工事をそれまでに仕上げ、お引渡しをする予定です。
長谷川
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