先日、WegnerのGE290Aを納品させていただきました。
今回はまた表情が違う生地で張り替えました。
現在ラビーダでスタンタードになりつつあるGE290Aですが、GE290Aといっても様々です。このモデルは現行でも生産していますが、ヴィンテージの物と今の物では形や素材やクッション材など違います。
その中でも大きく違う点は、クッション材とヘッドの形の違いです。
まず、現行のクッション材はウレタンと羽毛で製作されています。そしてヴィンテージの物はセットスプリングで制作されています。どう違うのかと簡潔に言うと、全体が沈むか、部分的に沈むかの違いです。
スプリングだと全体が沈み、柔軟さがあります。立ち上がるときも、押し出すような感じがありますね。
現行の物はウレタンのみで作られているので、またセットスプリングとは違った感じです。
次にヘッド部分の違いです。現行の物はヘッド部分が丸く、頭を置く角度もヴィンテージの物とは違いがありますね。
もちろん個人の好き好みがありますので、どちらが良くてどちらが悪いということではありませんが。
現在、ラビーダではヴィンテージのセットスプリングを利用し、古くなった詰め物を交換して張り替えています。
とにかく、まずは難しい話をするより座って体験するのが一番です。まずは、一度ラビーダがオススメする座り心地を体感しに来てください。
因みに生地や木部の種類、木の表情によっても様々な形に変化しますので、自分だけの一品を作り上げる楽しさもまたいい所ですよね。
saku
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