こんにちは、長谷川です。
今日はラビーダファミリーの捧 喜彦(ささげ よしひこ)さんのご紹介です。
捧さんはラビーダ専属の家具職人さん。
Lテーブルの繊細な木組みが可能なのは捧さんの技術があってこそです。
質の高い技術で丁寧に仕事をしてくださる方です。
いつもクールな捧さん。
須賀川にある工房の中を案内してもらいました。
お父さんの代から家具職人の捧さん。奥様も家具を作られているそうです。
いろいろな機械をつかって製作しています。
製作途中のLテーブル[S]を発見!
どうやら脚の仕上げをしているようです。作業台にはメモがたくさん。
完成したLテーブル[S]の天板でしょうか。脚と一緒に置いてありました。
真剣な眼差しで作業をする捧さん。
伊藤さんも真剣な眼差しで仕上りを確認中です。
寸分の狂いもなく削り出しで桟(さん)を作っていただきました。引き出しのレール部分です。
打ち合わせはいつだって真剣勝負です。
伊藤さんも捧さんもどちらも仕上りに妥協はありません。
こちらは脚と脚をつなぐ貫(ぬき)の部分です。
脚部のパーツも美しく仕上っています。
道産ミズナラの虎斑(とらふ)もばっちり綺麗に浮かび上がっていました。上下のホゾは組んでしまうと見えなくなってしまう部分です。見えないところまで美しく仕上げる捧さんのこだわりです。
道産ミズナラ材の木目を見つめる伊藤さん。
木取りについて捧さんと考えていたようです。
少しでも木を無駄にすることのないよう、木目や木のクセを見極めながら慎重にサイズを測って使い方を決めていきます。
こうして美しいLテーブルが出来上がっていくのですね。
ときどきチャーミングになる捧さん。笑顔でお見送りしていただいちゃいました。
Lテーブルの完成度は捧さんの物作りに対する真摯な姿勢があってこそです。
歴史好きでもある捧さん。その佇まいは侍のようでもあり、シェーカー教徒の家具作りのようでもあります。工房の中はとても刺激的で、気持ちのいい緊張感と高いモチベーションに溢れていました。
今後とも良きパートナーとして末永いおつきあい、どうぞよろしくお願いいたします。
お忙しい中取材協力、ありがとうございました。
長谷川
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